2018年08月22日 配信

8/22(水)市内福祉関係者中心に認知症の啓発マラソン「RUN伴」
9日には幕張メッセで全県イベントも

 船橋市内の福祉関係者らが実行委員会を組織して認知症の啓発を目的としたマラソンイベント「RUN伴2018船橋」が9月8日、船橋市内全域で一斉にスタートする。

 同マラソン企画は、認知症患者やその家族、福祉関係者らが中心になってそのほか様々な職種の人たちが自発的に参加するRUN伴2018船橋実行委員会が主催。実行委員長を市内の福祉施設に勤務する志村光祐さんが務める。

 平成23年度より全国の都道府県を単位として「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」を目標に掲げ、認知症の啓発活動を続けてきた同マラソンイベント。千葉県は昨年初めて参加し、今年度は18市が参加する。

 市内を南部・北部・東部・西部・中部の5コースに分けてそれぞれにスタート地点を設定。各スタート地点から10時に出発。一斉にゴールを目指して走りだし総勢230人を超えるランナーが計34カ所設定された中継所でタスキをつなぐ。ゴール地点には12時ごろに到着予定。その後同日開催の市内イベントで認知症の啓発活動を行って15時から16時の間、船橋競馬場で松戸徹市長を招いたゴールイベントを行う。

 ゴールイベントでは、和太鼓演奏集団の「郷嵐會」、船橋出身のロックアーティスト「THE NUGGETS わたる」による演奏、地元船橋の小説家が原作の映画「きらきら眼鏡」PRなどが予定されている。

 また、14時頃から14時15分ごろには、同日にららぽーとTOKYO-BAY横の船橋港親水公園で行われているふなばしハワイアンフェスティバルでも啓発活動を実施する予定だという。

 走行コースは、南部エリアでは船橋競馬場をスタート、認知症にならないカフェ五番街で開催中のオレンジカフェ、船橋市場内の市場カフェを経て喫茶店コンフォートから船橋市役所に向かう。北部エリアは、笑寿苑からスタート、あずみ苑グランデ三咲、ツクイ三咲を経由してコミュニティホーム三咲、川新園でゴールする。

 東部エリアは、苗場カフェでスタート、ディアフレンド習志野を経由して、ライフコミューン船橋、洋食レストランセルクルを通過して船橋港親水公園でゴールする。西部エリアは、船橋市西部地域包括ケアセンターをスタートして、船橋市保健福祉センターを経由、グループホームひまわり山手を経て特別養護老人ホームローゼンヴィラ藤原でゴールする。

 最後に中部エリアは、船橋市立リハビリテーション病院をスタートして船橋健恒会ケアセンター、コープみらい船橋介護、生活クラブ風の村サポートハウス高根台を経て生活クラブ風の村サポートハウス高根台をゴールに設定している。(※いずれのエリアも一部略)

 すでにランナーの登録は終了しているが沿道での応援は自由参加だという。一般市民の認知症への関心を高めるため応援やゴールイベントへの参加という形での参加も大歓迎だという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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