2018年08月12日 配信

船橋のなしを使った「船橋のなしクレープ」を販売開始する

8/12(日)船橋のなしを使った「梨クレープ」販売開始
ふなっしー公認の巻紙で被災地支援も

 船橋市地方卸売市場内の市場カフェ(船橋市市場1-8-1、TEL047-409-1877)で船橋のなしを使ったオリジナルのクレープメニューを開発、8月13日から販売を開始する。

 商品の初披露をするのは、船橋市内の三咲霊園に出店する市場カフェのキッチンカー。お盆の墓参りに合わせてのイベント出店で試作品の「船橋のなしクレープ」を販売・配布する。販売価格は、試験的に500円と設定。今回の三咲霊園では、関係者に引換券を配布してあり、これと引き換えで無料で手に入れることができる。三咲霊園での販売、市場カフェでの常設メニュー化を経て、さらに商品開発を進めていき今夏中には完全に商品化する予定だ。

 同商品は、今年出荷の船橋のなし「幸水」を使ってコンポートを製造。梨ジャムと生クリームを使って梨の清涼感を感じさせる甘みに仕上げている。また、梨のシャリシャリ感を残した角切り梨をトッピングすることで梨の特徴も活かしている。今回の試作品では、カラフルな「こんぺいとう」を角切り梨のコンポートに彩りとして添えて、提供する予定だという。

 今回使用しているコンポートは、船橋税務署近くの洋食店「セルクル」シェフ須田さんに製造を依頼。今回のコンポートとは別に、菓子工房アントレの高木シェフに依頼したバージョンでも「船橋のなしクレープ」を開発中だという。今後、船橋市内の飲食店と協力体制を敷き、複数の店でコンポートの仕込み~仕入れを可能にして市内各所で船橋のなしメニューを提供できる仕組みを構築するつもりだという。

 「船橋のなしを使ったオリジナルメニューをいつでも提供できる店を作りたかった。どこの地方に行っても産地の食材を使ったメニューが豊富。船橋と言えば、全国トップクラスの収穫・出荷を誇る「船橋のなし」。多くの方に召し上がっていただきたい」と、企画趣旨を話す同店の副店長藤崎明香さん(28)。

 「ふなっしーから許可をもらってオリジナルの巻紙を制作した。ふなっしーを使う事で発生する権利費用などは震災孤児の支援を行っているNPO団体、みちのく未来基金への振り込みをする。船橋のなしを使ったメニューの店が増える事で船橋産の梨の魅力を全国に伝えられたら」と、同社の代表・山崎健太朗さん(42)は意気込みを話す。

 同店では、船橋のなしクレープの販売開始でこれまで週末限定で販売していたクレープを営業日はいつでも販売する常設メニュー化とし、これに合わせて新設した持ち帰りカウンターからも販売可能にするという。

 市場カフェの営業時間は、7時~14時。水曜・日曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ふなっしーの許可をもらったオリジナル巻紙

  • 船橋のなしクレープ提供に合わせ増築した持ち帰りカウンター

  • 移動販売車で県内外のイベントでも販売予定だ

  • 船橋市場内の市場カフェでも常時提供する

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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