2018年08月05日 配信

8/5(日)市民文化ホール裏手に「てづくりソーセージ月丸」
国産クラフトビールと天然素材のクラフトソーセージを主力に

 船橋市民文化ホール裏手の雑居ビルが立ち並ぶ一角のビル2階に手作りソーセージ専門店の「月丸」(船橋市本町2-29-6、TEL047-468-8989)が8月8日開店する。

 同店を経営するのは、船橋市内の高根台中学校卒業生、須藤祥さん(45)。店舗面積は約10坪、カウンター6席、テーブル8席の計14席。同店では、なるべく天然の素材を使う事にこだわった手作りソーセージを軸に世界中のソーセージをモチーフにした数々のバリエーションのソーセージを提供していく予定だ。

 「世界中にソーセージ作りの文化があります。オーストラリア、タイ、ブラジル、フランス…各国のソーセージにはその国独自のクラフトビールがあります。当店では、なるべく国産のものを用いて天然の素材だけで作ったソーセージを国産のクラフトビールで召し上がっていただき相性の良さを知っていただこうと考えています」と、須藤さんは同店のコンセプトを話す。

 須藤さんは学校卒業後、飲食業界で修行を積んできた。しかし、20代の頃に勤め人として一時的にスーツを着たこともあったというが、「いつか、自分の店を持ちたい」という夢を捨てきれず、再び飲食業界に戻って修行を積んできた。

 30才の時、都内中野区に念願だった小さなBARを友人と開店。店の経営は順調だったが、10年ほど経った頃「新しいことを始めるべきか、ここを残したまま新しいことを始めるべきか」と、店の将来について真剣に話し合ったという。これをきっかけに須藤さんは、自身の将来のためにフードメニューに力を入れることを考え、近々山梨県にソーセージ専門の工房を開設するという会社の話を聞きつけ、Barを友人に託し、恵比寿のソーセージレストランに就職した。

 1年後、山梨県の工房に念願かなっての移動。ここで3年間かけて天然素材を使った無添加、保存料不使用、結着材不使用、発色剤不使用などの要素を満たし、化学薬品を使用しないソーセージ作りを一からみっちりと学び、身に付けてきた。

 ソーセージ製造に自信をもって地元船橋に戻って来ての独立。幸先よく、居抜きの物件を見つけ現在は8月8日の開店に向けて各種の準備を行っている段階だ。開店後は、10種類以上のソーセージは常備していおく予定だという。ソーセージは1本650円(80~1000g/1本)程度から販売する予定。開店時には、和歌山県のナギサビール(850円~)3種類から始めるほか、グラス生ビール(590円~)、ハイボール(590円)やハウスワインなども提供していく。

 上記ほかに、ワックスや防カビ剤無添加のレモン皮を3日以上じっくり漬け込んだウィスキーでつくるオリジナルハイボールなども提供していく予定だ。

 営業時間は、17時~24時。火曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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