2018年07月21日 配信

7/21(土)ふなばし三番瀬環境学習館で夏の特別展「三番瀬クエスト」
工作ワークショップも

 ふなばし三番瀬海浜環境学習館(船橋市潮見町40、TEL 047-435-7711)で7月21日、夏の特別展「三番瀬クエスト~謎の石盤と消えた生きもの~」が始まった。

 同学習館は、「知る」「考える」「学ぶ」のゾーンで構成。三番瀬の魅力や環境について、家族や友だちと一緒になって楽しく学べる施設になっている。

 同展は、参加者が「謎の石盤」を手にし、三番瀬に現れた洞窟を謎解きしながら、三番瀬の生き物を取り戻すことを目的としたリアルRPG(Role Playing Game)。

 参加者は調査チームとして「謎の石盤」を持って洞窟の中を進んでいく。すると「土」「水」「風」「星」「時」「火」の6つの部屋が現れ、石盤を各部屋の台座にはめると、三番瀬にまつわる謎が立ちはだかるという仕掛けがある。

 謎を解きながら洞窟をどんどん突き進み6つの部屋の謎解きが終わると、最後の難関である「最後の部屋」にたどり着く。展示の体験後はクイズに関連する標本や解説文を設置した部屋があり、三番瀬の生き物や環境について振り返りができるようになっている。

 同石盤には4つのレベルがあり、自分の好きなレベルから始めてよい。石盤は光る仕掛けもあり、当たれば青く光り、外れると他の色になる。ひとつのレベルで最後まで謎を解くと調査レポートがもらえ、それがリトライシートとなり、再挑戦する際に提出すると半額になる。

 特別展を楽しんだ後は、工作ワークショップでお土産づくりも楽しめる。特別展期間中の平日なら三番瀬の貝がらを使って世界で一つだけのキーホルダーを作る「三番瀬キーホルダー作り」(=300円)や、土曜・日曜なら三番瀬で拾った貝殻や三番瀬クエストの石盤を入れた自分だけのマリンドリームが作れる「三番瀬マリンドリーム作り」(=500円)が楽しめる。

 広報・普及チームの小澤鷹弥さんは「多目的ホールを使った今回の特別展は、そのほとんどがスタッフの手作りによります。パーテーションもベニヤ板に壁紙を貼って作り、この石盤も手作りです」と話す。広報・連携チームの山口奈生さんは、「謎解きを通じて三番瀬にいる生き物、星、自然、環境に興味を持っていただけたらと思います」と話す。利用料は特別展のみは初回=400円、リトライ=200円、未就学児=無料。特別展は9月2日まで。

 開館時間は9時~17時。月曜休館(祝日・休日と重なった場合は)次の平日)※特別展期間中は開館。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 石盤を各部屋の台座にはめると問題が現れる

  • 三番瀬クエスト調査レポートを手にする小澤さん

  • 標本や解説文を設置した部屋

  • 奥に見えるのがふなばし三番瀬環境学習館

この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

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