2018年07月21日 配信

7/21(土)保健福祉センターで医療講演会「看取りについて」
都市部と山間部の看取りについて基調講演も

 船橋市内の医師や福祉関係者らが中心となって組織している船橋地域福祉介護医療推進機構が主催する医療講演会「看取りについて」が7月21日、船橋市保健福祉センター(船橋市北本町1-17-25)で行われた。

 同講演会は、公益財団法人在宅医療助成優美記念財団の助成によって実現したもの。会場となった保健福祉センターの2階大会議室には100人を超える聴衆が集まった。

 講演会は、第一部の基調講演「都市部と山間部の看取りについて」を山梨県南部町国民健康保険万沢診療所勤務の医師・永谷計さんが講師を務めた。

 基調講演では、都市部(船橋市)で南部在宅医療研究会を立ち上げた実績と経験をもとに人口密集地での医療と地域コミュニティについてふれ、その組織で立ち上げた勉強会の数々について紹介した。

 その後、都市部との対比として山梨県南部町での山間部の医療について実際の事例をもとに紹介。自宅で万全の態勢を整え最後の時間まで看取りをする事の出来た患者や、施設から突然自宅での看取りに移され家族の受け入れ態勢が整わない事例なども紹介した。

 その後、シンポジウムを実施。コーディネーターとして同機構の理事で医師の土居良康さん、シンポジストに前出の永谷計さん、訪問看護師の山田直美さん、ケアマネージャーの守屋正子さんらが登壇した。

 最後に、15時半~17時までの時間で無料相談会も実施。講師やシンポジストの面々が相談員として参加者の話を聞いた。同会は、入場無料、事前予約も不要。

 次回、同機構主催の講演会は、9月15日の「リウマチ・膠原病について」を船橋市役所近くの板倉病院で実施する。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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