2018年07月19日 配信

店舗前の杉本勝政さん

7/19(木)創業95年、船橋市場の包丁の店「 杉本」が閉店

7月いっぱい閉店セール

 船橋市地方卸売市場(船橋市市場1-8-1、TEL 047-423-1070)の「関連事業者店舗棟」0番通りに店舗を構えている包丁の店「杉本」が現在、店舗を閉めるにあたり閉店セールを行っている。

 店主の杉本勝政さんは2代目。勝政さんの父親はもと鍛冶屋職人で、築地で商売を始め、現在その店は兄が継いでいる。縁があって船橋に来たというが、父親の体調不良もあり、勝政さんは大学卒業と同時に22歳にして同店を株式会社にして継いだ。本社を湊町に構え、市場店は船橋市場が現地で開市した際から店舗を構える。

 閉店は勝政さんが体調を崩したことにあるというが、湊町の本店は継続して営業を続ける。同店はプロ用の包丁をメインに、柄の交換や専門職人による研ぎなども行っている。もちろん家庭用の包丁もあり、自分に合った包丁についてなど相談事にも応じるという。ほかにも厨房道具、ガス電気器具、トレー、容器などの取り扱いもある。

 店を構える料理人などもよく来店するというが、包丁の産地として有名な大阪府堺市や岐阜県関市で作られた包丁の扱いもある。

 在庫一掃ということで、30~50パーセントの割り引きで店舗内の商品を購入できる。期間は7月いっぱい。「自分に合った包丁についてなどの相談事にも応じますので、この機会にぜひ店舗に足を運んでください」と勝政さん。

 営業時間は6時~10時30分。休市日にならう。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

スポンサードリンク

記事の場所