2018年07月05日 配信

7/5(木)京成西船の線路沿いに「ニコふなカフェ」
駄菓子やハンドメイド作品コーナーも併設

 京成西船駅から徒歩5分、線路沿いの住宅街の一角に6月2日、「ニコふなカフェ」(船橋市西船2-12-6、TEL 080-5454-2486)がオープンした。

 オーナーは同店の隣にある「のぶ美容室」を営む田島信子さん(67)。「もともと美容室とカフェをやるのが夢だった」と話す信子さん。賃貸住居の部屋だった場所を、借主の退去をきっかけに念願だったカフェに改装させた。

 約10坪の店内はカウンターとテーブル合わせて11席。貸切の際は最大15人まで対応できる。メニューは、たらこ、和風、カルボナーラ、ペスカトーレの4種の中から選べるパスタ(各500円)や、ホットケーキ(ドリンク付き500円)、ホットサンド(ドリンク付き500円)、ソフトクリーム(200円)などを用意。

 店頭に立つこともある娘・愛さん(31)たっての希望で、店内にはクリエイター作家の作品販売コーナーや駄菓子コーナーも設け、夕方になると地域の子どもたちでにぎわいをみせる。

 愛さんは「この辺りには駄菓子屋も少なくて、子どもたちが笑顔になれるような店にしたかった。来店してくれた子どもたちが学級新聞などに店のことを書いてくれた時は本当に嬉しかった」と話す。

 西船の勝間田公園で年2回開催する「ニコふな祭」実行委員会代表も務める愛さん。「店名にも『ニコふな』と入っていますが、祭りの実行委員会とは何の絡みもありません。ただ、西船をもっと元気な街にしたい、地域を盛り上げていきたい、人と人が繋がれるイベントや場所でありたいという思いは一緒なので、この店名にしました」とも。

 親子2代に渡って西船で活動をしていることから、地域での顔も広い。閑静な住宅街という立地から、友人とのランチでゆっくり過ごしに来る主婦や、何か相談事や悩み事がある人が訪れたり、小中学生が「後で来るねー!」と下校途中に声をかけたり、開店から約1カ月ですでに地域の交流拠点になりつつある同店。夏休みには子ども達の宿題を有志スタッフが見るという「寺子屋カフェ」も開催予定だ。

 今後はワークショップの開催やスペース貸し(2時間1000円・1オーダー制)も行っていく。

 営業時間は11時~18時。火曜、第3日曜~火曜定休。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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