2018年06月16日 配信

「新・黒ラベルツアー」の再開にあたり6月14日、同ツアーのメディア向け内覧会があった

6/16(土)サッポロビール千葉工場竣工30周年
見学施設刷新「新・黒ラベルツアー」にサウンドギャラリー

 サッポロビール千葉工場(船橋市高瀬2、TEL 047-437-3591)は6月20日、竣工30周年を迎えるにあたり、見学設備を刷新し「新・黒ラベルツアー」として再開し、新設備「サウンドギャラリー」を導入する。

 1988年6月20日に船橋市に竣工したサッポロビール千葉工場。敷地面積は18万3000平方メートル東京ドーム約4個分の広さになる。当時は同社最大規模の工場で、「サッポロ生ビール黒ラベル」の情報発信基地だった。

 今回再開する「新・黒ラベルツアー」では、2011年の東日本大震災で被災した通路の復活や、新設備「サウンドギャラリー」の導入など、実施時間をこれまでの50分から80分へ拡大。ビールの作り方や黒ラベルの歴史や魅力が五感で堪能できる内容になる。

 代表ブランド「サッポロ生ビール黒ラベル」は1977年4月1日発売。当時、生ビールは飲食店でしか飲めない貴重なものだったが、家庭でも生ビールを飲めるようにと瓶に生ビールを詰めることに成功し、「サッポロびん生」が誕生した。

 当時斬新でスタイリッシュなデザインの「サッポロびん生」は、ラベルが黒かったため「黒ラベル」との愛称で親しまれていた。そこから1989年「黒ラベル」が正式ブランド名になったという。

 ツアーでは麦とホップの原料について、こだわりの栽培、仕込み工程、発酵・熟成工程、などのを紹介した。発酵熟成タンクの大きさは、直径8.8メートル高さ16メートルの実際の規模が体験でき、パッケージラインは新しいツアー内容に加わった。6缶パックや、1分間で65箱作ることができる4セットの箱詰めラインも見学できるように。ツアーの中では瓶の再利用などの話もあり、8年から10年、24回から30回の再利用をしているという。

 ツアーの最終段階では、今回新たに導入した、原料から乾杯までを音と映像で楽しめる「サウンドギャラリー」の体験もできる。そして最後にテイスティングができるコミュニケーションステージへ。オーシャンビューの開放感ある店内で歴史を学んできた黒ラベルが味わえる。

 ツアー参加費は大人=500円、中学生~20歳未満=300円、小学生以下=無料。所要時間80分。毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日。要申し込み。問い合わせはサッポロビールお客様センター (TEL 0120-207800)まで。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 新設備「サウンドギャラリー」

この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

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