6/10(日)中央保健センターで「平成30年度8020歯っぴい大会」
市長賞、歯科医師会長賞、歯っぴい賞の表彰式
中央保健センター(船橋市北本町1-16-55、TEL 047-423-2111)で6月10日、「平成30年度8020歯っぴい大会」が行われ、各部門の入賞者の表彰式が行われた。
生きていくうえで大事な食べることや話すことについて、20本以上の歯があれば支障がないといわれていることから、日本歯科医師会が推進している「80歳で20本以上の歯を残そう」と展開している「8020(はちまるにいまる)運動」。6月4日〜10日が「歯と口の健康週間」で、今年のスローガンは「のばそうよ 健康寿命 歯磨きで」。今年は日本中この標語でイベント開催があり、「歯っぴい大会」もその一環の行事になっている。
船橋市でも船橋歯科医師会が中心となり活動、毎年この時期に「ハッピー」に「歯」をかけて行っているのが「歯っぴい大会」。大会には3つのコンクールを設け、3歳児健診を受診した虫歯のない親と子を対象者とした「親と子のよい歯のコンクール」、80歳以上で、自分の歯が20本以上あり、コンクール参加が初めての人を対象とした「高齢者のよい歯のコンクール」、「歯・口の健康啓発標語 (小学生の部・中学生の部・一般の部) 」のそれぞれで、優秀者が表彰された。
表彰式では副市長の山﨑健二さんが参加者へ祝いの言葉を述べるとともに自身の孫との歯に関する関りなどユーモアを交え話し、「この大会は平成6年から続いている事業で、歯科医師会の先生方が歯の健康関係に精力的に働いています。船橋は歯科医師会、医師会、薬剤師会の3師会が密に連絡も取り合って、このように市民の健康のために精力的に動いている市はなかなかないです」とあいさつをした。
歯科医師会の尾﨑隆さんからは、健康啓発標語の各作品に、口腔内のチェックをしても素晴らしいとの話があり、8020運動について「歯を残すことが目的というのではなく、歯を残すことで、引いては寝たきりにならず、健康寿命を延ばすことが目的ではないかと思っている」とあいさつ。
さらにはNHKの「ためしてガッテン」の寝たきり予防法の話に触れ、長生きには人とのつながりを持つことが大事だということが研究からも明らかになっていることに触れ、11月に船橋運動公園で「ふなばし健康まつり」が開催される案内や、11月18日、中央保健センターで健康長寿医療センターの平野浩彦先生による市民公開講座の案内があった。
主催者及び審査医師の紹介の後、コンクールの表彰。3つの各コンクールで市長賞受賞者には副市長から、歯科医師会長賞受賞者には尾崎会長から受賞者には賞状と賞品が手渡された。「高齢者のよい歯のコンクール」に関してはエントリーした残り22人全員に「歯っぴい賞」が尾崎会長より手渡された。
最後に歯科医師会衛生理事の山崎繁夫さんより「昨年より多くの応募があり、中でも高齢者は20本歯があるのは当たり前で、歯石もなく、歯ぐきの炎症もない状態でした」と好評があった。
「親と子のよい歯のコンクール」市長賞の町田純子さん・貴一ちゃん親子の純子さんは「神経質になっていたわけではないですし、朝晩の2回だけの歯磨きなんです」と笑顔で話した。「高齢者のよい歯のコンクール」市長賞の安田かほるさんは「今年80歳になりました。朝しか歯磨きしないのよ。でも歯は全部残っています」と元気に話した。
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