2018年05月26日 配信

50人を超える鉄道ファンが駆け付けた

5/26(土)東武船橋駅から「500系リバティ」が初発着
船橋から日光へ、初めての直通運転

 船橋駅から東武日光駅まで初の直通運転をする特急列車として「リバティ」が5月26日に船橋駅に発着、ホームに入線する雄姿を写真に収めようと早朝から、50人を超える鉄道ファンが駆け付けた。

 船橋駅の駅長で東武船橋駅管区長の坂本昭弘さん(54)によると、「船橋駅から特急列車が発着するのは今回が初めて。また、船橋駅始発でのイベント列車も初めて」という。

 この日は、松戸徹船橋市長と船橋市のブランド産品PRキャラクター目利き番頭船えもんが駆け付け「いってらっしゃいませ!」と書かれた横断幕を掲げ「リバティ」に乗車する、全国各地から集まった鉄道ファンを見送った。

 リバティは、昨年導入された東武鉄道の特急車両で、6両編成で運行する「スペーシア」と比べて3両編成ごとの併結・分割して運行することができるのが特徴。様々な運行形態・運用可能なことから東武鉄道の抱える路線を幅広くカバーすることができる。

 運行開始から1年を経て、東武鉄道の各路線に乗り入れているにも関わらず船橋駅に入線したのが初めてという事でディープな鉄道ファンや船橋近郊の鉄道ファンの間で密かに話題を集めていたという。今回の貸切列車は、リバティ運行開始1周年の記念事業として企画された。

 東武鉄道では、今回の貸切列車のほかにも今年2月23日に「ビール列車」も企画。柏発着で船橋折返しの路線に乗車し、ビールを飲み放題で提供するというもの。

 前出の坂本駅長は、「私は、船橋駅管区長ということで船橋市の非公認応援大使を自任しています。スカイツリーのソラマチでは船橋をPRするリーフレットの配布を松戸市長と共に行い、6月2日には駅のコンコースで『農水産祭地場野菜即売会』も実施します。個人的には今回のような企画をもっと増やしていきたいと考えています」と熱弁をふるった。

 今回のリバティは、9時2分船橋駅発、12時8分東武日光駅着。約180分の自由時間を経て東武日光駅を15時13分発、18時9分に船橋駅着という予定。昼食にリバティ運行開始1周年記念弁当を提供し、日航鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ、各種リバティグッズなどがセットになっている。販売価格は、大人1万500円、小人8,500円。乗車券は、販売開始から1時間半で完売したという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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