5/15(火)女子プロレス道場が船橋市内に開設
船橋からスター選手輩出を目指して
1980年代に女子プロレスで一世を風靡した「クラッシュギャルズ」のメンバーで、プロレス界に数々の業績を残している長与千種(53)が代表を勤める女子プロレス団体「Marvelous」の道場が3月26日、船橋市運動公園(船橋市夏見台)の近くに開設された。
同団体は白井市で活動をしてきたが、「船橋は『都会田舎』ですごく気に入っている。交通の便利さもあり船橋に移設した」と代表の長与さん。同道場の敷地面積は約42坪。
長与さんは2016年5月3日に「Marvelous」を旗揚げ。現在、練習生、外国人選手を含めて約10人以上が在籍している。2017年4月15日には男子プロレス「Marvelous IMPACT」を旗揚げし、現在1人の選手が在籍している。
同道場中央にはプロレスリングが設置され、基礎練習から技の習得などの練習が行われている。リング脇には7台のトレーニング器機を設置。選手は日本全国から集まり、レスリング経験者だけではないという。プロレスの荒々しい技の押収のイメージとは違い、練習では礼儀正しく「お願いします」と声を掛け合う。長与さんは静かに諭すように指導し、選手は真剣に耳を傾けていた。
「喜怒哀楽、感動があるドラマチックなプロレスを。そして子どもたちに夢を。また犬の殺処分ゼロをテーマに活動している」とも長与さんは話す。「子どもたちには本当の優しさと強さ。そして自分に負けない心を伝えたい」とも。
6月13日には新木場1stRING(東京都江東区)で「マーベラスプロレス新木場大会」を開催するが、「将来は船橋で大会を開き、船橋道場からスター選手を輩出していきたい」と長与さんは熱く話す。
愛犬家でもある長与さんは動物愛護団体「日本ドッグビヘイビアリスト協会」(JDBA)から身寄りのない犬の譲渡を受けたことがきっかけで、同団体に協力している。
そのため、犬猫の譲渡を受ける以外に「Marvelous」の試合会場でJDBAのTシャツ販売や募金箱を設置。またJDBAと共に不定期ではあるが同道場での犬猫の譲渡会も行い、次回の開催は5月20日13時からとなっている。
長与さんは「同道場は一般公開しておらず、選手の練習環境の保持、近隣住人への配慮から、敷地内への立ち入りなどはご遠慮お願いします」と話す。
「Marvelous」の大会、選手、船橋道場での犬猫の譲渡会等に関する問い合わせは「Marvel Company」(TEL 047-406-5991)まで。同道場の住所は非公開となっているが、ファンレターなどの送付は本社住所(〒273-0005 船橋市本町7-4-20 神田ビル3階)で受け付ける。
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