2018年03月22日 配信

丹羽さんと「りく」君

3/22(木)丸山に「ドッグカフェOlu’Olu」オープン

ペットと心地よく過ごせる場所に

 船橋市丸山1丁目の住宅街に去年の11月25日、「ドッグカフェOlu’Olu」(船橋市丸山1-25-1、TEL 047-438-0428)がにオープンし、愛犬を連れて散歩がてらに立ち寄る人、犬好きな人たちの憩いの場所として評判になっている。

 「Olu’Olu」とはハワイの言葉で「心地良い」という意味。フラダンスを習い、ハワイ好きの店主丹羽淳子さん(64)が、「心地よく過ごしてもらえれば」と店名をつけた。

 同店の店舗面積は約10坪。白い壁が真新しい2階建ての民家で、中に入るとゴールデンリトリバーの「りく」くんが人懐っこく迎えてくれる。水色と白を基調とした壁に、木製の3人掛けテーブル3卓とカウンター1席。「犬を連れた方だけでなく、犬を飼いたくても飼えない高齢の方なども、りくを目当てに来てくださいます」と丹羽さん。「店内に入る犬は毛が散らからないように服を着ていただきますが、お持ちでない方にはお貸しします」と。店内には犬を繋げるようにリードフックが壁に取り付けられ、ドッグカフェならではの心使いがある。

 メインメニューは自家製のパンと菓子。ランチセットは日替わりトーストにサラダ、スープ、飲物付き(600円)(12:00~17:00)。丹羽さんは10年位前からパン教室「アトリエマダン」を開いており、第1木曜日の午前中は同店でパン教室を開いている。希望があれば、他の日にも開催可能。パンや菓子は購入でき、注文に応じて焼くこともあるという。「今流行りのちぎって食べる生食パンが人気です」とも。

 丹羽さんは父親の転勤で子どもの頃は引っ越しを繰り返したが、船橋市丸山には幼い頃から約50年間暮らしている。1年前に現在の店となる家に一人暮らしをしていた母が亡くなり、空き家となった実家をリフォームしてドックカフェをオープンした。「以前から犬の散歩の途中に寄れるドックカフェが近くにあればと思っていました。実家の荷物を片付けるのは大変でしたが。奥の庭は整えてドッグランにしたいと思う」と夢が膨らむ。

 店内外の一部はフリーマーケットのスペースになっており、持ち込まれた衣服や手作り品の販売もしている。2階はキッチン付きの貸しスペース(洋間・約10坪)にしているので、1時間1,000円でパーティーなどに使用できる。

 営業時間は水曜日11時~17時、土曜・日曜は10時~17時。ランチタイムは12時~17時。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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