2019年04月23日 配信

4/23(水)夏見にクリーンルーム併設の「熊薬堂」

船橋中学校卒業生の薬剤師熊川さんが開業

 船橋中学校近くに同校の卒業生が開業したクリーンルームも併設している薬局「熊薬堂」(船橋市夏見2-17-17、TEL047-409-4645)が4月1日に開業した。

 同薬局の代表熊川拓也さん(35)は、八栄小学校、船橋中学校の卒業生。子どもの頃から慣れ親しんできた地元での開業をしたいと実家からすぐ近くのこの場所に開業した。

 熊川さんは、北海道薬科大学卒業。東京勤労者医療会東葛病院に勤務し、療養病棟、小児科病棟勤務を経て、電子カルテ管理、輸液ミキシング、抗がん剤混注など幅広い経験を積み独立に至った。

 病院勤務の経験を活かして同薬局には無菌調剤を可能にするクリーンルーム「クリーンベンチ」を完備。スポーツファーマシストの資格者なども配備しており、「知らず知らずの内にドーピング指定の薬剤を服薬する危険などを防止する」為の相談などにも対応可能だ。

 また、在宅医療にも力を入れておりインターネットやメールなどで処方箋を受け取り、自宅まで届けるサービスなども行っている(出張料500円)。体調が悪い患者が長時間待合室で調剤を待っている事の防止や、時間の有効活用などに寄与する。

 「従来の調剤薬局のイメージを変えるような薬局にしたい。処方箋を受け付けて薬を渡すだけの薬局ではなく外に出る薬局を目指します」と熊川さん。今後は、広めにとってある待合スペースでワークショップや近所の小中学生に向けた学習支援なども視野に入れているという。

 営業時間は、9時~21時(月~金)、~17時(土)。日祝定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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