2020年10月14日 配信

各店イチオシのメニューをチケットで食べ歩ける

10/14(水)船橋の個人店を食べ歩く「ふなばシル」10月18日~23日に開催

感染症対策で保健所などと連携し

 船橋市内の飲食店を共通チケットで食べ歩きする「ふなばシル2020」が10月18日~23日の6日間にわたって開催されチケットの販売が始まっている。

 参加店で共通して使える「ふなばシル」チケットを参加店に提示すると、各店の看板メニューが1ドリンク&1フードセットになった「バルメニュー」が提供される企画で、チケットは5枚つづり4000円で販売。5店舗をはしごして回ることで市内の個人店を知り、街を歩きながら腹を満たすという企画内容だ。

 同イベントは、2010年9月6日に船橋駅周辺53店舗が参加して初回を開催。以降、年に1~2回のペースで開催し、船橋駅、津田沼駅、西船橋駅など飲食店街を抱える駅を中心に広がってきた。11回目の開催となる今回は船橋駅を中心に西船橋駅、津田沼駅、新京成線沿線にもエリアが広がり市内50店舗ほどが参加する。

 今回は、新型コロナウイルス感染症対策について入念な準備を重ねての開催となる。船橋市保健所から監修を受け、感染症対策の動画を実行委員会側で制作。参加店舗はいずれも船橋市が認める「コロナ対策登録店」で、感染症対策動画を視聴、万全の対策を持って参加者の受け入れに臨む。

 また、これまで使っていた紙のチケット、紙のMAPやパンフレットは感染拡大防止の観点から廃止。決済からチケットの受け渡しまで全てインターネット上のアプリで処理する仕組みを取り入れた。

 参加者は、同イベントの公式ホームページから「チケット購入」ページへ移動し、個人アカウント作成後にクレジットカードでチケットを購入する。チケットは、スマートフォン内のアプリに5枚セットで送られ、各店固有のQRコードを通じてチケット送信する事で「バルメニュー」のサービスを受けられる仕組みだ。

 さらに、これまでの開催では1日~2日間に集中して行っていた日程も6日間に伸ばし、イートインでの飲食を中心に推奨していたが「テイクアウトメニュー」のみでの参加も認め「三密を避ける」方向にシフトしている。

 チケットの購入は、ふなばシル公式ホームページから行える。チケットは、当日販売で4000円・5枚セット。前売りで購入すると3500円で購入する事ができる。

 千葉県の観光及び地産地消を推奨する「おもてなし」キャンペーンの補助対象事業にもなっており、船橋市市内及び近隣の市川市、習志野市、鎌ケ谷市の提携宿泊施設(ホテル・民宿・旅館・カプセルホテルなど)に宿泊し、施設でチケットを購入すると4000円のチケットを500円で購入する事ができるようになっている。

 紙を廃止して、WEB上での決済や参加店の周知を行う事でGPSとの連動や、参加店の申込をイベント開催期間中でも行えるようになるなど利便性が大いに向上しているという。

 「新型コロナで多くのイベントが開催できなかった。感染症対策をバッチリ施す事で『こうやればイベントを開催する事ができる』という事例を全国に示したい」と山崎健太朗実行委員長

 前売りチケットは、前日までの購入で3500円、当日販売は4000円。購入は、公式ホームページから。https://funabashiru.com/

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店の平均客単価に関係なく1ドリンク&1フードを提供

  • 専門性の高いメニューを提供する話題の店も

  • 最近船橋市内にOPENしたばかりの新店も参加

  • クラムチャウダー選手権優勝店のラーメンBAR963も参加

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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