2017年11月03日 配信

11/3(金)高根公団駅近くに就労継続支援A型施設「こむはにい」
カラオケBOX併設のレンタルスペース主軸で

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 新京成駅近くのビルを1棟丸ごと使った障がい者の就労継続支援A型施設「こむはにい」が昨年12月1日に開業、まもなく1年を迎えようとしている。

 開業から1年を迎えようという同施設。施設外就労をメインに稼働を開始、最近になって運営が軌道に乗ってきたという。同施設の運営は、船橋市内を中心に複合型で障がい者の支援事業を展開する「はにーびい」(本社=習志野台3-17-3)。

 同社は、2014年7月に創業。代表者の西島希美さんは、障がい福祉事業所を複数営むぐらすグループで経験を積み福祉業界の隙間を埋める形で、日中一時支援事業所と移動支援、重度訪問介護などを併設した「はにーびぃ」(習志野台3-14-3)を創業。その後、すぐ近くに日中一時支援を目指したフリースペース「はにcome.るーむ」、有償運送事業などを立て続けに立ち上げた。

 その後、昨年12月1日に蜂蜜を意味する「こむはにい」を立ち上げ、就労継続支援A型施設として軌道に乗せてきた。ちなみに、現在のところ佐倉市にリサイクルショップも11月8日の開店に向けて準備中だという。

 「障がい福祉を中心に様々な福祉事業を手掛けてきたグラスグループで事務を担当していたので隙間の仕事を見付けるのが得意なんです」と、同社代表の西島希美さん。

 福祉事業に特化して、似たような事業の特性を活かして補完・マッチングさせることで、事業のカバー領域を増やす手法で短期間に急成長を遂げてきた。

 「こむはにい」は、オープン当初から「地域生活支援事業」として福祉にまつわる様々な事業を並行して運営できるようにスタート。

 玄関前の軒先では「軒先リサイクルショップ」を開店。主軸の就労継続支援A型事業で「雇用」される場合は、最低賃金が適用される為、継続して発注を受けられる体制づくりを進めており、ぐらすグループ内の別事業所から便利屋や倉庫内軽作業という「施設外就労」を受託している。

 便利屋で引越しや、事務所移転、入居整理などで生じる「ひきはらい」の「福祉整理」なども請け負い、回収してきた雑貨や家具をクリーニングして販売するリサイクルショップ(佐倉市)も事業として展開する。

 「こむはにい」が入居しているビルは、3階建ての鉄筋コンクリート作りを1棟そのまま利用。もともとカラオケボックスとして利用されていたビルを、福祉事業所として活用している。1階の約20坪をレンタルスペースとして貸し出す。

 2階にレンタルルーム6室。カラオケルームは1室、アロマテラピーなどで借りられることの多い部屋はベッドを併設。テーブルとイスがセットになったミーティングルームは近隣のセラピストが活用しているという。

 3階を福祉作業所の事務所として活用。スタッフが出勤してくる場所として使用する。

 カラオケルームは、10時~13時、13時~16時、16時~19時の利用で3時間1,000円。個室はそれぞれ、3時間500円の利用料金。1階のレンタルスペースは1時間あたり1フロア6,000円、半分で3,000円。いずれも平日のみの利用に限られる。

 福祉整理は、1DK~1LDKの室内の荷物片付けで5万円から。ハウスクリーニングは、荷物のない状態で1K~1DKで2万円から受け付けている。

 同社の営業時間は、10時~19時。日月定休。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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