2017年12月03日 配信

12/3(日)馬込沢駅前に医療モールがオープン
病院不足のエリア、近隣住民からは歓迎の声

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 東武アーバンパークライン・馬込沢駅東口の目の前に医療モール(鎌ケ谷市東道野辺7-22-46)が12月4日にオープンするにあたり、12月1日~3日に開催された無料見学・内覧会、相談会には近隣の住人でにぎわった。

 同モールは新築ビルの1階には47坪を使った歯科と薬局が入り、2階には40坪の広さの内科・外科クリニックが入居する。

 同駅周辺には病院が少なく、同じビルにはまだ2室の空きがあり、地域住民からは小児科、耳鼻科などを望む声があがっている。

 1階には一般歯科、小児歯科、口腔外科、矯正歯科の「馬込沢うすくら歯科」(TEL 047-497-8461)がオープン。院長・薄倉勝也さん(35)は生まれも育ちも船橋市馬込町、法典東小学校の卒業生。

 薄倉さんは「実家は農家で、子どもの頃は将来は農業をするものと思っていたが、祖父が口腔がんになり、千葉大学口腔外科で治療をしてもらったのが歯科医を目指すきっかけ」と話す。薄倉さんは、日本大学松戸歯学部を卒業後、千葉大附属病院に9年間勤務。口腔外科を専門に学んできた。

 「自分が学んだことを地元に還元したい。アニメーションなどを使い、患者さんにわかりやすく説明し、治療していきます」と抱負を話す。

 また、院長の妻で副院長の優美さん(35)は日本大学松戸歯学部を卒業のインプラントの専門医。優美さんの父であり、同院歯科医師の加藤仁夫さん(66)は、日本におけるインプラントの権威の1人。インプラントの先進国であるドイツやスウェーデンでの研修経験もあり、大学の歯学部では教授を務める。「やみくもにインプラントを勧めるのではなく、患者の生活に合わせた最良の治療を提案していきたい」と加藤さん。

 同歯科医院内にはキッズスペース、ファミリールーム、特別診療室が備わっている。キッズスペースでは、待ち時間に絵本を読んだりボールプールやブロックで遊べ、さらに「ファミリールーム」と称する診療室からは、受診中、小窓からキッズスペースで遊ぶ我が子を見守ることもできる。

 ベビーカーや車椅子でもその院内に入ることができるような配慮もされている。「特別診療室」ではインプラント手術の他、時間のかかる治療などに対応する。

 同ビル2階には内科・外科の「さいきクリニック」( TEL 047-439-3929)が入居。院長の齋木仁さん(57)は群馬大学医学部卒業後、外科医として病院勤務し、1994年からは船橋総合病院に勤務。現在は船橋市在住で、開業にあたり近くの物件を探したという。

 風邪、花粉症、高血圧症など、身近な諸症状に幅広く対応するという。超音波検査、内視鏡検査の設備を整え、日帰りの皮膚腫瘤、肛門疾患等の手術も可能。齋木さんは「あってよかったと思ってもらえるようなクリニックを作っていきたい」と話した。

 近隣地域に住んでいる60代女性は、「この辺りにはクリニックや病院が少なかったので本当に助かります。小児科耳鼻科なども入居してくれるとますます重宝します」と笑顔をみせた。

 各医院の休診日は下記の通り。
・馬込沢うすくら歯科…日曜日、祝日休診
さいきクリニック…水・曜日午後、日曜日、祝日休診

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馬込沢うすくら歯科 馬込沢うすくら歯科
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カウンセリングルームで薄倉院長 「馬込沢うすくら歯科」キッズスペース
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「馬込沢うすくら歯科」特別診療室 「さいきクリニック」院内
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「さいきクリニック」齋木院長

「さいきクリニック」超音波検査室


 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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