2018年01月23日 配信

1/23(火)鎌ヶ谷東初富に古民家カフェ「オーブンプラス」
慣れ親しんだコンベクションオーブンの料理を

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 船橋市と鎌ケ谷市、白井市の市境付近に古民家を有効利用したカフェ「オーブンプラス」(鎌ケ谷市東初富5-7-26 TEL047-778-2754)が11月28日にオープンし、近隣主婦の口コミで話題になっている。

 同店のオーナーは、小林啓介さん(41)。古民家の約4分の1の約20坪程度を利用して開業。古民家の2階部分は建物のオーナーが酸素バーを開業、1階部分の半分で2月初旬からはヨガ教室も始めるという。こうした古民家を活用した複合施設としての利用例は船橋、鎌ヶ谷界隈では珍しい。店内は、カウンター4席を含みテーブル12席と合わせ全16席。

 調理師学校卒業後、代官山のフランス菓子店に7~8年勤務。創作レストランで専属パティシエとして経験を積み、パン店に転職し5年ほど経験を積んだが、深夜に小麦アレルギーの発作が起きて目を覚ましたことがきっかけでパン職人としてのキャリアに終止符打った。

 日本家屋の天然木を黒く塗ってそのまま活かした梁をむき出しのまま活用。暖炉をリノベーションして厨房を臨むカウンター席にするなど古民家独特の雰囲気を活かしたリノベーションで有効活用している。

 店名には、オーブン料理をメインに提供することから「オーブン」を使用。パティシエ、パン職人、レストランの3つの現場で慣れ親しんできた「コンベクションオーブン」を使ったレシピを提供する。

 「プラス」の部分には、小林さんが惚れ込んだ東武アーバンパークライン馬込沢駅前のコーヒー専門店「Magome coffee project」と一緒に(プラスで)焼き菓子専門店を開くつもりで準備を進めてきたという「思い」の部分を残しているそうだ。

 いったん飲食店を離れ、白井市内の工場で働いてみたが飲食業を忘れられず、幕張イオンの中にできた和カフェに「和スイーツを学びたい」と考え就職、しかし会社の都合でとんかつ専門店に業態変更になった為退職。

 会社に振り回される仕事の仕方に限界を感じ、独立を決意。育ってきた鎌ケ谷・白い周辺で開業できる物件を探していたところ高校時代のバスケ部で同級生だったパン職人で近所でベーカリーハイジを経営する宮下正彦さん(41)に再会。現在出店している古民家のオーナーに紹介された。

 創業時のスタッフは、昔の職場で一緒に働いていた主婦のパート女性3人。「仕事に対して真面目なところに共感し、放っておけない所がる人なので、創業をお手伝いしようと思った」と口をそろえて話す。

 オーブンを使ったメニューをメインに提供することから「スキレット」を使った「牛筋煮込みのスキレット焼き」(980円・サラダ付き)、極太ペンネのグラタン(750円)に加えて、ドイツのパンケーキ「ダッチベイビー」なども提供する。ドリンクはビール、焼酎、赤ワインなどを提供する。

 営業時間は、ランチタイム11時~16時(13時~16時カフェタイム)、18時~22時(ディナータイム)。水曜日定休。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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