2017年05月29日 配信

5/29(月)金杉台団地で終活と地域おこしイベントの「絆」
元自治会の写真家・吉田敬児さんが主催で

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 船橋市でも特に高齢化の進行が深刻な地域といわれる金杉台団地(船橋市金杉台1-1-2)で5月27日、「終活(しゅうかつ)」と、地域おこしを兼ねたイベント「絆」が行われ、スタッフや関係者含めてのべ300人が参加した。

 同イベントは、元金杉台団地の自治会メンバーで写真家の吉田敬児さんが主催。高齢化率が40パーセントを超えるという同地域。人生の最後をより良いものにするために事前準備をする活動「終活」を広める終活カフェの企画をしていたところ商店をはじめとした地域の活性化を目指す「金杉台街づくり委員会(旧 金杉・金杉台最盛会)」会長の近藤さんと意気投合。同団地自治会の別府さんとともに「金杉台団地活性イベント絆」を立ち上げた。

 イベントは1月から開始して毎月一回第四土曜日に開催。フリーマーケットの開催や終活カフェと題した講演会やライブを集会所で実施。金杉台小学校の音楽部によるブラスバンド演奏なども行われた。団地商店会の広場で、ダンスなどを使った体験型のイベントも実施した。

 また、今回終活カフェで講演をしたのは、「NPO法人生き方応援団ララ」の山田賢明理事長。終活をテーマにした講演だけでなく、生ライブも行った。その後、終活について「生前遺影」撮影を通じて多くの終活事例にふれている写真家の吉田敬児さんが話をした。

 吉田さんは、「三世代が楽しんでもらえるイベントになれば」と考え、終活カフェにおける講演などのボリュームを減らし、体験型のイベントを増やし、より多くの来場者を見込んでいくという。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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