2017年06月06日 配信

6/6(火)金杉のツインズが「キャタピラン」製造を国内に切り替え
小ロットでの生産が可能に、チームオリジナルの靴ひもも

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 船橋市内に本社を構えるツインズ(船橋市金杉7-1-9 TEL047-449-8380)が、ふなばしセレクションにも選定されているヒット商品「キャタピラン」の製造拠点を国内に移したことで、小ロットの生産需要にも対応できるようになり地元に密着したスポーツチーム中心にオリジナルの「キャタピラン」に対する需要が伸びている。

 ツインズは、1999年4月に代表梶原隆司さんが創業。キッチン家電などの領域でオリジナルアイディアを武器に通信販売で業容を拡大。梶原さんがスポーツ愛好家ということもありランナーの立場に立った「キャタピラン」を開発。製造・販売を開始したところ「走っている最中の靴ひものほどけ」を気にするランニング愛好家を中心に販売が伸びた。

 2015年には船橋市が認定する地元を代表する産品ブランド「ふなばしセレクション」にも選定。通常の靴紐のように全体を締め付けるのではなく、ゴムの伸縮によって部分的なフィットを実現することから「疲れにくい靴ひも」としてアスリートの間で話題に上るようになった。

 生産量が増加する一方、同社に「チームのオリジナルカラーのキャタピランを作れないか」という相談が舞い込むようになったという。海外生産では最低ロットが数千~万単位になるため、小ロットでの生産ができなかったが、2016年4月から国内の工場での生産に切り替えたことに伴って、機械化で人件費を抑え、数十~数百単位での生産が可能になった。

 現在、相模原市にホームタウンを構えるJリーグ所属の「SC相模原」はチームカラーのグリーン・ブラック・ホワイトの3色を使ったオリジナルキャタピランの販売をサポーター向けに開始した。今年5月からは、船橋市内に本拠地を持つサッカークラブチーム「ヴィヴァイオ船橋サッカークラブ」モデルを、今秋からは「千葉ジェッツ」オリジナルモデルの販売も予定しているという。

 最少ロットは、500本。販売価格は、980円。オリジナルを生産する場合は、全量買い上げが基本になる。キャタピランはレギュラーで16色。この色の範囲での組み合わせであれば発注から1カ月程度で納品に至る。それ以外のカラーを希望する場合は、海外からの仕入れる場合があるので多少時間がかかるという。

 問い合わせは、TEL047-449-8380。

 

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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