2017年08月19日 配信

8/19(土)藤原のパティスリーカンジュが移転リニューアル、同じ藤原の木下街道沿いへ
駐車場が充実、街道沿いのロードサイド店へ

img_3406kanjyu img_3424kanjyu

 5年前に藤原4丁目にオープンしたパティスリーカンジュ(船橋市藤原3-36-51 TEL047-430-5544)が同じく藤原の3丁目に51日から移転、オリジナルのイベントなども企画して業績を拡大している。

 同店のオーナー内田経七さん(40)は、「子どもが小遣いで買いに来られる価格帯の、かわいらしいお店を作りたい」と5年前に夫婦で創業。長女・柑菜(かんな)、長男・樹(いつき)という子どもの名前から店名を付けた同店。

 長男の名を冠した看板メニューの「樹(いつき)ロール」は、原価の高騰が原因で移転のタイミングで950円に。それでも、創業の精神を大切にほとんどのケーキは現在も300円台をキープしている。新店舗の面積は売場8坪、厨房10坪の18坪。

 創業の地だった藤原4丁目の店を離れたきっかけは、隣接する駐車場の契約終了。駅から遠く、住宅地の中にあった同店にとって駐車場は生命線、駐車場契約終了と同時に移転をせざるを得なかった。移転先を探している中で現店舗の大家から、「敷地内に建物を増築してあげるから移っておいで」と声がかかり、木下街道沿いの場所に移転が決まった。

 移転に合わせて焼き菓子の種類を増やし、ギフトを充実させた。旧店舗でも人気の高かった「藤原かすてら(○○円)」は、新店舗でも継続して販売、看板商品の「樹ロール」とともに活躍している。そのほか、藤原3丁目に移転したことで「三丁目タルト」(チーズタルト)なども製造。今後も地元梨農家から仕入れた梨を使ってケーキを作るなど計画中だ。

 5年間の間に内田さんだけだった職人も3人に増員、店では毎月替わりのイベントを実施している。6月にはロールの日、7月は七夕とかけたイベントを、8月は理想のケーキをデザインしてもらい優秀賞の作品を現実化し、レシピを作って実物をプレゼントする応募企画も。

 「移転してくれたので近くなって便利になった。毎日のように利用している」と旧店からの常連客の70代女性。「前は車で行かなきゃいけなかったけど、いまは歩いてこられるから本当にうれしい」とも。

 営業時間は、10時~19時。水曜、第2火曜定休。

img_3403kanjyu img_3407kanjyu
img_3410kanjyu img_3413kanjyu
img_3415kanjyu img_3418kanjyu
   
   

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • TikTok
  • Webサイト
スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード