2017年08月29日 配信

8/29(火)船橋駅北口にダンケシェーン復活
30年来の常連客の要望に応えて

img_4445danek img_4440danke

 船橋駅南口、山口横丁に32年店を構えていたドイツ風居酒屋ダンケシェーン(船橋市本町5-1-8 TEL047-456-8666)が閉店から1年半、9月5日に船橋駅北口の新店舗でリニューアルオープンする。

 新店舗は、20年くらい前までアパートだった建物を店舗用に改装したもの。以前は、牡蠣食べ放題をウリにしていた「夜桜丸」が店を構えていた。店内は、厨房から新しく、内装もドイツの酒場風にリフォームした。テーブル席は最大24席、カウンター5席の29席。厨房含めて14坪。完全分煙で喫煙室は0.5坪ほどのスペースで2人くらいが定員の様だ。

 同店のオーナーは、大河原克洋さん(74)。ドイツの航空会社勤務時代からダンケシェーンを開店、二足のわらじを履いていた当初は妻が店番をしていたが、時代の波に乗り最盛期には「ららぽーと」や津田沼駅前にも店を構えた時期があったというが体力に合わせて徐々に規模を縮小。2015年11月には、不動産の売買に絡んだタイミングの問題でダンケシェーン本店を閉めた。その後、アドバイザーとしてドイツ人シェフとともに本町4丁目に「バイエルンストゥーベ by ダンケ」の開店をプロデュースした。

 店に出ていない時間は自由に過ごしていたが、「休んでいたら病気ばっかりするようになった」と長年身にしみついた接客業が恋しくなり新しい一歩を店を出す場所を探していた。友人の紹介で今回の店を見付けて即契約。しかし、思ったように内装工事が進まず、2017年6月の契約から関係者を招いたレセプションまで3カ月近くかかったという。

 本店で人気だった看板メニューのドイツ人が仕込むソーセージは、ツィーベル(たまねぎのソーセージ)、ニュールンベルグ(白いソーセージ)、ヴァイスヴルースト(ゆでたソーセージ)、腸詰めせず型に入れて焼き上げたパンにつけて食べるソーセージ「フライシュケーゼ」や、「レバーケーゼ」、焼き専門のソーセージ「チューリンガー」など各種はそのまま健在。食べ応えのある塩漬けの豚すね肉「アイスバイン」(2800円)や大河原さんの気まぐれで仕込む「ローストビーフ」なども提供していく予定。

 さらに、有望な若手後継者も育成中だという。帰ってきたダンケシェーンは常連客の期待を上回るパワーで間もなく迎える開店を待っている。もともとが、アパートだった建物の為、2階の入り口が分かりにくいので看板を作成中だという。開店目前の現在は、手書きの紙製看板が掲げられている。

 営業時間は、17時~24時(L.O.22時半)。月曜日定休。

img_4436danke img_4438danke
   
img_4439danek  

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • TikTok
  • Webサイト
スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード