2017年02月08日 配信

 2/7(火)船橋整形外科病院・新館の建設工事が順調

ゴールデンウィーク明けに開設予定

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 県道8号線・吹上交差点近くに建つ、医療法人社団紺整会・船橋整形外科病院(船橋市飯山満1-833、TEL 047-425-5585)が、現在、隣接する角地に新たな病棟の建設工事を進めている。

 同院は平成元年に地域医療施設として開院。以来、地域住民はもとより、スポーツ整形外科としてプロ選手らからも名を知られ、市外や県外からも通院する人が多い。同院には老若男女を問わず多くの患者が、日々訪れている。

 そんななか「『待ち時間が長過ぎる。なんとかならないのか』という声を、何年もいただいて来ていました」と事務長・小口純男さん。
 外来患者の1日平均数はおよそ1000人。対策としてこれまでにも2回の増改築をしてきたが、現在も利用者の間では「あそこは人気で、待つから

ね」と話題になるほどの混雑具合だDPMMJI動き出した。その結果、地域住民の理解などを得て、同院の現在の建物から西に約200mほど先、ちょうど吹上交差点の角地を確保することができた。

 「新たな病棟は、2017年ゴールデンウィーク明けに開設予定。そちらを外来専門の『船橋整形外科クリニック』とします」と小口さん。
新病棟は、地上2階、地下1階の構造。地下はレントゲン室や検査室に、1階部分は受付と外来診察室、2階部分は全てリハビリテーション室になり、現在の病棟は入院病床専用となる予定。

 「今のリハビリ室は狭く、患者さんが通る際に他の患者さんに接触してしまうケースも見受けられます。それを改善できるよう、新しいリハビリ室は学校の体育館ほどのスペースを丸々リハビリ室にします」と小口さんは説明する。
 また、新リハビリ室には柱を立てない開放的な設計で、今まではスペースが取れなかった「リハビリで軽く走るためのスペース」なども確保できる予定だという。

 近くをよく通るという40代主婦は「近代的なデザインの建物が突如現れ、何ができるのかとずっと気になっていた」と話すように、新棟のデザインは曲線を生かしたデザインとなっている。
「設計事務所から『患者さんを包み込むイメージ』ということで、丸みのあるデザインをご提案いただきました」と小口さんは話す。

 待ち時間を改善させるために、現在9室ある診察室を15室に増やし、レントゲン室も3部屋から5部屋に増設。受付や会計システムは今と変わらない予定だ。
「長年、皆さまにご迷惑をお掛けしていた部分が、これで少し緩和できるのではないかと思っております。やっと手を打つことができ、ホッとしています」と小口さんは安堵の表情を浮かべる。

「今後は地域医療という部分にもっと力を注げるよう考えています。特に、今までなかなか機会を取れなかった予防教室やロコモ運動などの講習会などの回数を増やしていきたい」とも。

 なお、現在、同院の駐車場も工事中で、2月中には民間の駐車場時間貸し管理システムが導入される。
「約300台の駐車スペースのうち、約1割ほどの不法駐車にも悩まされていました。砂利をアスファルト化するのと同時に、民間の時間貸し管理システムを導入することにいたしました。今月中には工事が終わり、切り替わる予定です」とも話している。

取材:見上  校正:根元

 

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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