2/4(日)船橋大神宮の節分祭
神楽の舞と豆まきに多数の来場者
船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1、TEL 047-422-2333)で毎年恒例となっている節分祭が2月3日に行われ、大勢の人でにぎわった。
節分祭は立春の前日に行われ、午前と午後の2回、神楽の舞と豆まきが行われた。今年は天気も良く、土曜日だったこともあり、10時の開始前から子どもの姿も多く見られ、300人以上の来場者でにぎわいをみせた。
松戸徹市長を先頭に大神宮総代や、招かれた年男年女の氏子たちが拝殿でお祓(はら)いを受けた後、神楽殿で神楽の舞が奉納された。その後、厄除けの豆まきが行われた。
神楽の舞は、神楽殿をお祓いする「巫女舞」、神さまを神楽殿に導く「猿田彦の舞」、福の神の恵比寿と大黒の「蛭子舞(ひるこまい)」、赤鬼と青鬼を山の神である「鍾馗(しょうき)」が退治する「山神舞(さんじんまい)」の4種類の舞が奉納された。
中でも「蛭子舞」に出てくる恵比寿と大黒を同時に見ることができるのは、1年に1回節分祭のときだけだという。
山神舞で鬼たちが外へ退散し、年男年女たちにより福豆や菓子、餅、おひねりなどがまかれると、子どもから高齢者までが手を上げたり袋を高く上げたりして、盛り上がりを見せた。
70代の男性は「あまり豆がとれなかったので、午後の部も来ます」と話し、近所に住む30代の主婦は「いつもは子どもは学校で来れなかったのですが、今年は土曜日なので始めてきました。みなさんの勢いがすごいですが、子どもがお菓子をとれたのでよかった」と笑顔で話した。
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