2017年02月09日 配信

2/10(金)船橋アーチェリーレンジ横に「ラーメン中華茂盛」

福祉からの転身、夢だった独立へ

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 成田海道に沿った船橋アーチェリーレンジ横に「ラーメン中華 茂盛」という名前で、ラーメンにも力を入れている中華料理店「ラーメン中華 茂盛」(船橋市滝台1-7-3 TEL047-767-9161)が2月4日に開店した。

 同店を経営するのは、石川大策さん(27)と妻の陶永芳さんの夫婦。もともと蕎麦専門店「長月」が入居していた物件だったが、昨年末に閉店、居抜きでの入居が可能だったという事で石川さん夫妻が同店跡を借りた。店舗部分の面積は、52坪、個人のラーメン店にしては座席数も多めでテーブル9セットの全57席。

 二人が出会ったのは、石川さんが都内で舞台俳優の仕事をしていた時。高田馬場近くの飲食店で働く永芳さんを偶然見かけた石川さんは電撃に打たれるようにして恋をしたのだという。

 それから長い時間かけて店に通い詰め、猛烈なアタックの末に初デートを獲得。実は初対面の時から「優しそうな人だなぁ」と感じていた永芳さんは、自分が石川さんよりも年上だという事もあって石川さんの誘いに対して積極的に付き合うことが出来なかったのだという。

 ゆっくりと時間をかけて愛を紡ぎながら2012年に入籍。一昨年の年末には第一子も誕生。その間に石川さんは洋食料理店で修業をし、福祉関係の職場でも経験を積んだ。

 永芳さんも石川さんもともに若い頃から自分の店を持つことが夢だったという。出産を機に永芳さんが退職、得意の中華料理を活かして店を出すことを決めた。独立資金のベースは二人でコツコツ貯蓄し、改装費用などの大きなものは国民金融公庫で借入れ、家族や親せきの協力もあって今までのところ順調に営業が進んでいるという。

 中華のメニューは、ネギチャーシューの和え物(380円)~麻婆ナス(680円)など全部で127か所。ランチメニューは780円~880円の価格帯でのセットも用意している。醤油とんこつラーメン(740円)は、骨から8時間以上煮込んでじっくりと出汁をとる中国本土の本格派で自慢の一品なのだという。

 2017年2月7日現在は、開店記念でラーメンを注文すると5個入りの餃子が無料でついてくるサービスも行っている。「今はオープン直後でスタッフも不足しているけど、人もしっかり育てて10年以内には2号店も出店したい」と石川さんは夢を語った。

 営業時間は、11時~23時。不定休※軌道に乗り次第、定休日を決定する。駐車場25台。アーチェリーレンジと共用。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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