2018年12月22日 配信

12/22(土)船橋の住宅街にサンタの集団「クリスマスサッポロビア&ラン」初開催

市民団体と観光協会がコラボで合同練習会

 クリスマスを間近にして賑わいをみせる船橋市内の住宅地や工場地帯で「サンタがマラソンをしている」とSNSなどで話題を呼んだマラソンの合同練習会「クリスマスサッポロビア&ラン」が12月22日に行われた。

 同企画の主体は、船橋市内で大規模なマラソン大会実施を目指して結成された市民の集まり。今回の企画では、船橋駅北口の天沼公園に10時頃集合、各自で準備運動を行い10時過ぎを目途にばらばらでスタートした。

 企画では、スタート地点を天沼公園(船橋市本町7-16-1)、ゴール地点をサッポロビール園(高瀬町2)とだけ設定。走行コースはモデルコースを「安心安全コース」「最短コース」「歴史探訪コース」と、3種類用意。タイムを競わない事、交通ルールを守る事、ケガや事故は自己責任などを基本ルールとして合同練習会の形式で開催した。

 規模が大きくなりすぎるのを避けるために船橋市場内のシェアスペースとして知られる「市場カフェ」フェイスブックのイベントページのみで告知だったが、当日の参加者は50人を超えた。

 クリスマス直前であることから、「赤や緑のウエアで参加しませんか」と参加者の中からイベントページ内での呼びかけが行われたためか、当日の参加者の半分以上が何らかのサンタコスプレを施したウエア姿で登場。スタート地点周辺で「サンタが合同でマラソンしている」と、SNSを中心に話題を呼んだ。

 「単純なマラソンで終わらせるのではなく、船橋を知ってもらいたい」という趣旨から、平将門伝説にゆかりのある「天沼弁天池公園」、徳川家康にゆかりのある「日本一小さな東照宮」「船橋大神宮」、「太宰治の旧宅跡」「船橋ヘルスセンター」や「船橋オート」の名残がある場所など市内の史跡旧跡を回らせる推奨コースなども用意したがほぼ活用されなかったという。

 ゴールに設定したサッポロビール園は、関東エリア内のサッポロビールを生産するという「サッポロビール千葉工場」に併設されたレストラン。ジンギスカンの焼肉食べ放題と出来立てのサッポロビール飲み放題を提供する。全席オーシャンビューで、眼前に旧南極観測船の「SHIRASE」を見ることができる事から人気の観光スポットとなっている場所。

 「初めて船橋駅で降りたけどとってもいい場所」(横浜市の男性)「走りやすいコース設計だった」(船橋に2か月前に引越ししてきた女性)「サッポロビール園は最高のロケーション、ジンギスカンもおいしかった」(市外から参加の50代男性)など一様に「楽しかった」とコメント。同企画には、船橋市内の企業2社がスポンサーにつき、参加賞の提供もあった。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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