2017年08月20日 配信

8/20(日)船橋の埠頭で新旧しらせが対面
愛情こもった手作り品 未来の「しらせ」もイベント参加

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 船橋市最南部、サッポロビール近くの埠頭に係留されている旧南極観測船「SHIRASE」が、8月19日~20日にかけて行われた3つのイベント「チャレンジングSHIRASE」「マリンフェスタinFUNABASHI」「経済ミーティングプレゼンツつながる船橋80年」に合わせて現役「しらせ」と対面、2日間で1万人近くの来場者がイベント会場を訪れた。

 チャレンジングSHIRASEは、今回で3回目の企画。SHIRASE5002艦内公開や南極観測60周年講演、南極クラス、ソラヨミ教室、五象実験体験コーナー、元乗員による船内ツアー、会場内スタンプラリーで構成されているSHIRASEとのふれあいイベント。

 マリンフェスタは、自衛隊の艦隊が来場する毎年恒例の企画でこれまでにも現役の艦隊が来艦し、艦内の一般公開、記念撮影会などが行われてきたが、今年は現役南極観測船のしらせが来艦。しらせ5003艦内の一般公開が行われたほか、自衛隊装備品の展示や自衛隊車両の公開、記念撮影会なども実施された。

 また、近隣駅からのピストンバスも運行。駅から遠いことがネックの京葉埠頭だが、毎年多くの人がバスを利用して会場を訪れる。

 経済ミーティングは、「船橋の若手経営者や市内で活躍する若手人材が船橋の街づくりのためにつながり、ともに競い合い、協力し合う関係を作りたい」という松戸徹市長の思いから実現した若手の集まる街づくりミーティング。

 今回は、このミーティングで集まったメンバーが実行委員会を組織し、地元の吹奏楽団や消防局音楽隊の演奏、地元有志によるフラダンス、よさこい演舞、バンド演奏、屋台出店などを呼び込みイベントを盛り上げた。

 3つのイベントの相乗効果もあって、雨天だった19日で来場者が3000人程度、しらせ5003乗艦が2500人程。雲の間に晴れ間の見えた20日で来場者約8000人、乗艦5345人という多くの人が夏休みの週末に埠頭へと足を運んだ。

 会場内のアトラクションとして歌を披露したロックンロールグループ「THE NUGGETS(ザ・ナゲッツ)」のボーカル・工藤わたるさんさんが手作りの「しらせ5004」を披露。「ファンの皆さんの心を打つ未来のしらせです」と、会場内を盛り上げた。「THE NUGGETS(ザ・ナゲッツ)」は、船橋市出身、在住のロックンロールグループで、全国ツアーなども実施している。

 この日会場を訪れた家族連れの30代男性は、「現役のしらせと、旧SHIRASEが並んでいるところを写真撮れて良かった。イベント会場にも多くの出店があり子ども達も喜んでくれた」と感想を話した。 

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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