2017年08月20日 配信

8/20(日)浜町商店会で子ども食堂こっこ
昔ながら面影ある珈琲店「Cafe五番街」の店内借りて

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 船橋市南部、大型商業施設の立ち並ぶ浜町エリアで地域の母親たちと宮本中学校の親父の会が協力し合って開催する「子ども食堂こっこ」が8月20日、喫茶店「Cafe五番街」(船橋市浜町1-5-3)を借りて開催された。

 こども食堂こっこは、子育てが一息ついた主婦の笹田明子さんが発案、地域の人々に呼びかけ実施したもの。場所を確保するために浜町商店会で昔ながらの面影を残した喫茶店「Cafe五番街」マスターの牛垣雅志さん(52)に相談。「地域の役にも立つし、何よりかねてから夢だった、子どもからお年寄りまで集える駄菓子屋みたいな店がやりたいというコンセプトにも近い。地域の人に役立つのだったら」と快諾。

 毎月1回程度、地域の小中学校の行事と重ならないように調整し開催してきた。今回の開催で5回目。毎回、笹田さんの仲間以外にも牛垣さんの友人でボランティア仲間の宮本中学校のおやじの会から3~4人、笹田さんの子どもの友人など20代前半の男女が集まる。

 今回の開催では、63人が子ども食堂に集まりともに食事をとった。参加料は、中学生までが無料、大人は500円だ。「孤食の解消をしたい。みんなで楽しく食事をできる環境をつくりたい」という笹田さんの思いにうたれ回を重ねるごとに遠くからも参加者がやってくるようになったという。

 また、タウン誌などの地元で活躍するメディアからも取材が入り、学校や自治会の協力も得られるようになった。今回は、千葉大学付属中学校から「地域の活動に参加し、レポートを書きたい」とか、「子ども食堂の活動を取材して紹介したい」と地元中学生が取材に訪れるなど活動が認知されてきた実感もあるという。

 「普段は休みの日曜日、お店を有効に使ってもらえるのでこちらとしても助かります」と店を貸している牛垣さん。店頭でコーヒーを子ども食堂価格で提供、チャリティーボックスも設置して積極的に活動を支援している。

 開催は、月1回程度。12時~15時。次回の開催予定は、9月24日の日曜日。毎月20日頃に発行するMyFuna誌面でも市内で開催される「子ども食堂」を紹介している。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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