2016年12月21日 配信

12/21(水)津田沼駅近くに小型船舶教習所「MARINE GATE」

船橋市内では初、国家試験免除の教習所

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 増え続ける小型船舶免許取得者人口を受けて船橋市内では初となる小型船舶教習所「MARINE GATE」(船橋市前原西2-22-12 TEL0120-13-4021)が営業を開始した。

 平成25年9月に国土交通省に登録を果たした同スクール。自動車の運転免許と同じく教習所制度が確立している小型船舶免許。一般的には、ボートスクールでの練習を重ね、国家試験を受験して免許取得するというが、同教習所で学科と実技を受講すると国家試験の学科と実技が免除になる。

 同教習所で取得できるのは、一級小型船舶操縦士(12万円)、二級小型船舶操縦士(10万円)、特殊小型船舶操縦士(5万8,000円)。教習受講料金と教科書代金、免許証申請手数料、免許証送料などの免許取得に関する全ての料金がセットになっているため追加料金はかからない。

 航行区域制限なし、総トン数20トン未満、プレジャーボートの長さ24メートル未満のものを運転できる「一級小型船舶操縦士」で4日間(24時間)の学科教習、実技教習に1日間(4時間)の計5日間の教習機関が必要。免許取得資格は18歳以上。「二級小型船舶操縦士」で学科2日間(12時間)、実技1日(4時間)の3日間を要し、「特殊小型船舶操縦士」では、学科1日(6時間)、実技1日(1.5時間)の2日間を必要とする。

 同教習所は、岡山県出身の松原さんが創立。水上オートバイが盛んな街で育った松原さんは「水上オートバイの楽しさ、マリンスポーツの良さを広めたい」と私財を投げ打って設立準備を行ってきた。平成25年9月に国土交通省に登録したものの、実技練習のための「水域」確保に苦労し、教習所として動き出すために必要な教員免許を持った指導員が2人の確保にも苦労した。「水域」は、香取郡神崎町で町営の場所を確保、「こうざき船着場」で実技教習を行う。

 指導員兼スタッフの寺田健郎さんが県内の水産高校を退職し、同教習所に合流したことから本格的に稼動が始まった。現在は、小型船舶免許取得者にリーチさせるための認知活動に集中。釣具店や漁師、ボートスクールなどに協力を要請しポスターの掲示などを求める営業活動に従事している。

 同教習所では、毎月知り合いや公式ホームページを通じて10人程度の入会者があり順調に卒業、免許を取得しているという。

 営業時間は、9時~18時。無休。問合せは、TEL0120-13-4021。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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