8/2（水）板倉病院で無料託児付き健康診断・人間ドック開始
子育て世代の病気早期発見を目指す

　船橋駅の南側、国道14号の手前に位置する医療法人弘仁会　板倉病院（船橋市本町2-10-1、TEL 047-431-2662）が、8月1日、託児つき健康診断・人間ドックを開始した。

　同サービスは、同院で健康診断、人間ドック、脳ドックほか、子宮がんや乳がんのレディースドックを受診する子育て中の父親、母親を対象に、健診時に院内の保育室で受診者の子どもを無料で預かるというもの。

　2週間前までに健診を電話予約、その際に託児希望を伝えることで利用が可能となる。生後2カ月から就学前の子どもが対象。

　元々、同院の従業員のために開設された院内託児室「ひみつきち」。定員に余裕ができたため、今までにも健診を受けたいが子どもを預ける所がないという、若い世代の親の声を多く聞いていたこともあり、同サービスの実施につながった。

　「育児中で自分の時間をとれない方が多い。そういった方たちに安心して安心して受診して頂けるようお手伝いさせていただきます」と、健診担当責任者の樽見直樹さん。

　人間ドックであれば半日、胃カメラ検査がある場合には昼食の時間をまたぐこともあるというが、その際は子どもの食事を持参すれば、健診後まで預かりを行う。

　保育室「ひみつきち」では、保育園で12年、幼稚園で16年の経験をもつ金澤美智子さんが園長として保育を担当。

　金澤さんは、「若いお母さんたちがなかなか病院に行けず、病気の発見が遅れるというケースもあります。自分の健康のためにもっと健診を受けてもらいたいという思いで健診時の託児を行えるようにしました」と話す。

　託児付き健康診断の予約・問い合わせは同院　医事課　健診係（TEL 047-431-2851）まで。

 

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