6/4(日)東船橋駅近くのおおすか整形外科で「けが予防」講座
運動大好きな子どもたちの為に
東船橋駅近くのおおすか整形外科(船橋市東船橋1-22-8 TEL047-411-0777)で運動をする子どもたちとその親と指導者に向けた「怪我予防のコツ」が6月3日、地元の少年野球チームを招いてい行われた。
同クリニックの大数加光治院長は、日本体育協会公認のスポーツドクター資格を持つ医師。自身もトライアスロンやサーフィンを趣味にするスポーツマンであることから子どもたちの怪我予防に関する講座を定期的に実施している。
その他、高齢者の介護予防を目的とした「ロコモティブシンドローム」(運動器の障がいにより要介護になるリスクが高い状態)に関する講座、養護教諭向けの講座など様々なテーマの講座を2ヶ月に1回の割合で、クリニックの患者だけでなく地域の人たちに対しても門戸を開き、無料開催している。
この日の講座は、八千代市の少年野球チーム「大新ジャガーズ」を招いて行われた。講座の冒頭で「指導者と保護者のスポーツ障がいの認識調査」データを紹介。スポーツ障がいと外傷の違いについて説明した。
スポーツ障がいは、繰り返し動作で徐々に発生するもので、外傷は骨折や脱臼など大きな外力で瞬間的に生じたもので、保護者の一番の関心事は「どのくらい休ませればいいのか」「いつから復帰できるのか」などが中心で、「なぜそのような痛みが出たのか」については関心が薄いと大数加院長。
また、子どもたちの葛藤や指導者の選手への期待、試合の勝敗、練習のし過ぎとタイトな試合計画、成長痛の原因や体幹、柔軟性の必要性と怪我の予防に関する2大要素についても紹介。「適切な運動量」「正しいウォーミングアップとクールダウン」によってスポーツに必要な動きを作る大切さを話した。
座学で知識を紹介し、実技で運動の前に必要なアップ方法を実践。ジョグやサイドラン、バックランによって「循環」を整え、ハイニーウォーク(膝をあげる運動)、ヒールアップ、ランジウォークで「柔軟性」。
ストリートデッドリフトウォークとステーショナリースパイダーという運動で「筋力」「バランス」を整える動きを、ラダーやタッチ組手、180度ジャンプなどで「敏捷性」を純っびすることで怪我をしにくい運動機能を作る事を紹介した。
その後、クールダウンの正しい方法とその知識についても触れ、野球少年に多い肘のチェックのために超音波検査も実施。最後は、大数加院長がかつてスポーツ少年だったことがうかがえる懐かしの名作マンガの名言シーンを使って講座を締めくくった。
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