1/7(日)新春恒例の船橋市消防出初式
市無形民俗文化財の「はしご乗り」も披露
毎年恒例の「船橋市消防出初式」が1月6日、船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)で開催され、多くの市民が訪れた。
船橋市には、現在は消防局5課3消防署7分署2出張所1救急ステーションが整備され、職員は647人、消防団は1団20分団59ヶ班の720人が所属している。
同日は2部で構成され、第1部は消防殉職者に対する黙とう、消防功労者の表彰や来賓の挨拶などの式典が行われた。松戸徹市長は「市民の安全と安心を確保しよりよい街になるために、消防局・消防団の協力支援をお願いしたい。また日頃の消防任務に感謝します」と謝辞を述べた。
野田佳彦衆議院議員は、前日に緊急地震速報の警報が鳴ったことにふれ、「久しぶりの緊急警報音に驚いた。直下型地震が来る可能性があると言われているので、消防局、消防団の方には市民の生活を守ってもらえるよう期待しています」と話した。
また、船橋市消防団長の井戸知一さんは「昨年は市内では大きな自然災害はなかったが、5人が火災で亡くなった。自分たちの街は自分たちで守るをモットーに決意新たに、防災に取り組みたい」と挨拶をした。
第2部は船橋市消防特別作業協力会による「はしご乗り」、消防局音楽隊と市立船橋高校ダンス部のコラボによる「フロアドリル演技」、たきのい幼稚園生による「幼年消防クラブ鼓笛隊」の演奏が披露された後、屋外演技として一斉放水が行われた。
市の無形民俗文化財である「梯子乗りと木遣り歌」は、5歳から11歳の子どもたちによるはしご乗りから始まり、次に船橋鳶職組合若鳶会の3人が高さ約6メートルの青竹の上で技を披露し、会場は拍手喝采で盛り上がった。
初めて訪れたと話す家族連れは「はしご乗りやダンスも見れたし、はしご車での記念撮影もできて、こんなに盛りだくさんな内容とは驚きました。今年1年、何事もなくすんでほしい」と話した。
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