2018年01月17日 配信

1/17(水)新京成ふなっしートレインラストランにファン200人超
「ありがとなっしー」と涙の別れ

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 鎌ケ谷市くぬぎ山に本社を構える新京成電鉄で夏から話題を呼んでいたふなっしーのイラストが貼ってあるラッピング電車「ふなっしートレイン」が、1月16日でその役目を終えるため15日に車両を貸し切りにしたラストランイベントが行われた。

 ふなっしートレインはふなっしーの地上降臨5周年に合わせて昨年夏から始動。ふなっしーとファミリーがプリントされたステッカーを貼りデザインされた車両はファンだけでなく多くの地域住民や鉄道利用者からも支持を受けてきた。

 当初2017年の12月末で運行を終えるはずだったふなっしートレイン。少しだけ期間を延長し、1月16日の午前中でその役目を終える事になっていた。しかし、別れを惜しむファンらの為に15日、車両を借り切ったラストランイベントが実施された。

 イベントは、くぬぎ山から新津田沼に乗車する往路、新津田沼駅からくぬぎ山までの復路で実際にふなっしートレインに乗車し、ふなっしーやファミリーとふれ合えるというもの。チケットを購入した往路165人、復路165人の往復合計330人を限定して行われた。

 ふなっしートレインラストランイベントの参加券は、3200円(税抜き)。ふなっしーLANDの公式WEBショップのみで販売され、2017年の12月23日、24日、25日のそれぞれ12時から販売開始。あっという間に売り切れになったという。

 ラストランイベント復路の終着駅となったくぬぎ山駅には、到着を待つファンの姿が。チケット購入が叶わなかったファンに加え、往路のチケットで乗車したファンも早い電車で戻ってきた為、ホームは多くのファンで混雑をみせた。

 この日は全国からファンが集まり、朝早くからふなっしーゆかりのスポットを観光して回るなど、船橋を楽しんだ。

 この日鳥取県からやってきた女性は、朝船橋市地方卸売市場内にある市場カフェで「しゃくれコーヒー(同店のメニューでは女川ブレンド)」を飲み、「これからロフトの梨神様神社にも寄ってきます」と、ラストランイベントまでに複数のふなっしーにゆかりのある場所を回るという。「ふなっしーの事を知ってからこれまでにも、何回も船橋にやってきています」とも。

 「実数は把握していないけれども、ふなっしートレインで乗車数は増えています」と、新京成電鉄担当者。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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