2018年01月29日 配信

1/29(月)復職支援講座「春から『ワーママ』、これで準備万端」
知ってると便利な復職のためのコツ

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 船橋市を中心とした働くママのコミュニティ「船橋ワーキングマザーの会」が1月20日、船橋市勤労市民センター(船橋市本町4-19-6、TEL 047-425-2551)で復職支援講座を開いた。

 「船橋ワーキングマザーの会」は2012年、育児をしながら仕事をする女性同士の出会いの場、情報交換の場を作りたいという思いから誕生。船橋市在住、在勤の人のためのコミュニティで、女性が子育てをしながらイキイキと働ける社会の実現を目指しているという。

  復職支援講座はこれまで年1回の開催だったが、多くの情報が伝えきれないと感じたことから、今年から初めて3回の開催にしてシリーズ化した。講師は同会の代表・高橋奈緒子さん。

  第1回目のテーマは「仕事・職場編」で、職場でのコミュニケーション、キャリア、働き方について。参加者は自己紹介をしたのち、「『働く』準備」、「職場で困ったら」、「味方を増やそう」という3つの項目でワークショップを行った。

 「『働く』準備」では、「子どもの慣らし」や「自分の慣らし」に気が取られるかもしれないが、大事なのは「パートナーの慣らし」だと高橋さんは話す。「いいパパは1日にして成らず」とも。そして復職手続きで気を付けるべき周囲への気遣いは、「遠慮」ではなく「感謝」と「貢献」だと。「子どもの慣らし」については第2回・第3回の講座で詳細が話されるという。

 「職場で困ったら」では、一番困るのが急な子どもの病気のとき。自分のタスクを理解し、常に自分の仕事をチームにオープンにしておくことが大事で、「お金で解決できることはしちゃおう」と、高橋さん。

 最後に「味方を増やそう」では、「あなたの味方はだれですか」の問いかけに、シートに職場・家庭・近所・その他で最低1人を記入し、人はどうしたら味方になってくれるのかを考えた。

 「日本女性は人に頼っちゃいけないという気持ちが強すぎる」と高橋さん。秘訣は「助けて」と口にすること。高橋さんは「脱ひとりでできるもん病」を推奨し、人に援助を求める能力を身につけてほしいと話した。

 最後に、ママが笑顔でいることが子どもにとっての一番の幸せであることが話され、1人ずつ笑顔でいるためにどうすればよいのかを考え全員が発表して講座は終了となった。

 鎌ケ谷市から参加した女性は「たくさんワークショップがあって楽しかった。考えを言葉にする機会が持ててとてもよかった」と話した。4月から職場復帰するという市内在住の女性は、「いろいろな方の意見が聞けてよかった」と笑顔で話した。

 第2回開催のテーマは「家庭内編」。日時=2月4日10時~11時30分、場所=山口病院マミーホール(船橋市西船5-24-2、TEL 047-335-1072 )。

 第3回開催のテーマは「チームWAGAYA(我が家)編」。日時=3月3日10時~11時30分、場所=保育園りりぱっと(船橋市前原西2-14-1 ダイアパレス津田沼1302、TEL 047-476-3318

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高橋さん  
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

大西俊子

大西俊子

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