2018年03月05日 配信

3/5(月)建設中の「道の駅いちかわ」と外環道を特別開放
地元グルメの販売やステージのほかマラソン大会も同時開催

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外環道を歩く来場者たち  

 今年4月にオープンを予定している「道の駅いちかわ」(市川市国分6-10-1付近)および6月開通を目指す東京外かく環状道路(以下、外環道)千葉区間の市川北IC付近で3月4日、工事中の高速道路を特別解放して「外環道&道の駅オープンフィールドinいちかわ」が開催され、3万人を超える人が会場を訪れた。

 同イベントは市川市と市川商工会議所で構成される東京外かく環状道路開通記念イベント実行委員会が主催。国土交通省関東地方整備局首都国道事務所およびNEXCO東日本から使用許可を得て、開通前の外環道を一般開放し、来場者は市川北インターのスロープを歩いて降り、工事中の外環道を見学した。

 4月オープンに向けて工事中の「道の駅いちかわ」駐車場では、イベントステージ、地元グルメの出店が並ぶ「いちかわうまい市」のほか、フォークリフトやJAFレッカー車などが集まる「はたらくクルマ大集合」、子どもたちが楽しめる「キッズパーク」が登場。

 同イベントでは駐車場が会場となっていたため、駐車スペースが確保できず、来場者は公共交通機関を利用するか、JR市川駅から特別運行される無料シャトルバスの利用が必須となった。

 それでも、たくさんの人が会場を訪れ、特に子どもと一緒など、家族で訪れる人が多く見受けられた。同日14時の時点で「来場者数は約3万人と推測しています」と担当者。

 市川市内から会場を訪れていた女性は「友達親子と参加予定でしたが、急きょ子どもと2人で来ました。予想以上に人が多くてびっくり」と、会場の混雑模様に驚いていた。

 外環道の特別解放エリアでは、「特別解放外環道工事区間マラソン大会」も同時開催。種目は5歳以上から参加できる親子マラソンからハーフマラソンまで4種目となり、事前申し込みをした約3500人が参加した。「市が主催で外環道を走れるマラソンは、後にも先にもこの1回だけでしょう」と市川市企画部の石井さん。

 会場を訪れた多くの人が「いい記念になった」と話し、「高速道路の造りを間近でよく見ると、これはお金がかかるなぁと思う点が多々あった」と60代男性は話した。

 道の駅の駐車場エリアで開催されていた「いちかわうまい市」では、市川市および近郊の飲食店が多数出店。市川産にこだわった生海苔などを使った料理や、市川産梨を使った商品を扱う店も多く並んだ。中には船橋市から「小麦工房ピーターパン」(海神)、「cafe MEZZO FORTE」(本中山)も出店していた。

 また、外環道沿線市区となる、東京都練馬区、埼玉県和光市、川口市、八潮市、草加市、三郷市などの各市も会場でご当地グルメの販売や各市のPRに力を入れていた。

 4月オープン予定の「道の駅いちかわ」は市川市のアンテナショップを目指し、レストランやカフェのほか、産直物販売コーナーや加工品販売など、市川市の特産品が一堂に会するショップも入る予定だ。

 また、同施設内にはFMラジオ局「bayfm」(千葉市美浜区)のスタジオも併設され、公開録音や公開放送も行われる予定。

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MyFuna編集部

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