2016年12月30日 配信

12/30(金)市船出身のプロサッカー選手カレン・ロバート選手が結果報告

インド・スーパーリーグを終えて

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 市立船橋高校出身のプロサッカー選手カレン・ロバート選手が12月26日、インド・スーパーリーグでの戦績を松戸市長に報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25、TEL 047-436-2111)を訪問した。

 カレン・ロバート選手は市船在学中主力選手として活躍、2年生時の「全国高校サッカー選手権大会」での優勝に貢献した。3年生時は、全国大会での優勝は惜しくも逃したものの、年齢制限のない大会である天皇杯全日本選手権大会において、当時のJリーグチャンピオン、横浜Fマリノスと対戦し、カレン選手の鋭いドリブル突破で、プロを相手に好試合をした。

 卒業後はJリーグのジュビロ磐田に入団、その後オランダ、タイ、韓国のプロリーグで活躍。今シーズンは、世界中から有名選手を集めている「インド・スーパーリーグ」の「ノースイースト・ユナイテッドFC」でプレーした。

 2014年からスタートした「インド・スーパーリーグ」は10月1日から始まる約3か月間の短期リーグ。世界各国から多くのスター選手や監督を呼び寄せ、注目を集めている。ジーコ元日本代表監督もインドのリーグに監督して参加した。

 カレン選手は8試合に出場。チームとしては5位の結果だったという。1ステージ制のリーグで、メンバーは5人がインド人、6人が外国人という多国籍感溢れるユニークなチームが多いという。「チームワークというより、自分との戦い。自主的にコンディションを整え、市船で培った最後までやりきるということが生かされたと思う」とカレン選手。

 現在はプロサッカー選手としてだけでなく、木更津市にある社会人チームのオーナーも務め、木更津、白井・鎌ヶ谷、佐倉の3か所で、サッカースクールも行っている。「ゆくゆくは船橋にもサッカースクールを立ち上げて、船橋にもかかわっていきたい」とカレン選手。2017年は、Jリーグも視野に入れながら活動拠点を決めていく予定だという。

 「最近では、プロのサッカー選手になってプレミアリーグに行きたいと話す子どももいて、子どもたちの夢がより具体的になってきている気がします。市船OBのサッカー選手はどんどん増え、カレン選手のように海外で活躍する選手がいると、子どもたちがさらに大きな夢をもつことができると思います。これからもさらなる活躍を期待しています」と松戸市長。

 2017年1月15日には高瀬下水処理場上部運動広場(船橋市高瀬町56番地1)で、カレン選手も参加するサッカー教室が開催される予定。詳しくは船橋市教育委員会生涯スポーツ課(TEL047-436-2910)まで。

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MyFuna編集部

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