1/9(月)市場小学校で獅子舞披露、子どもたちが伝統行事に触れる
学力向上や無病息災を願って
市場小学校(船橋市市場1-5-1)で1月6日、新年最初の全校朝会で「河のや 若寿連」による「獅子舞」が披露された。
同イベントは、山口美恵子校長が昨年の船橋大神宮で行われた灯明台祭で獅子舞を見た際に「子どもたちに年初にこの伝統的な獅子舞を見せてあげたい」と思い、獅子舞の担当者に相談したところ、船橋市商店会連合会の海老原隆夫さんを通じて実現した。
「河のや 若寿連」は東京都台東区を拠点とし、江戸芸「かっぽれ」に代表される端唄舞や獅子舞に取り組んでいる団体で、慰問や小中学校への訪問などを中心に活動している。
「校長からのお年玉です」とのかけ声で、同連の家元梅若寿師匠による華麗な舞が披露された。獅子が毬でじゃれたり面白いポーズをしたりすると、子どもたちは大いに盛り上がった。またステージから降りて子どもたちのところに近寄り、頭を噛んだりもした。獅子が頭を噛むと、邪気を食べてくれるという意味をもち、ご利益があると考えられている。
「今日の獅子はぴかぴかでとってもきれいだった」「近くに来たときはちょっとこわかったけど、楽しかった」と感想を話す児童たち。校長は「獅子舞の披露が実現して嬉しい。伝統芸に触れ、また1年健やかに成長してほしい」と話し、「朝会の後は各クラスで獅子舞について学び、日本文化を理解するよい機会になります」とも。
梅若寿師匠は「子どもたちが本当にかわいくて、喜んでもらえてよかった。子どもたちの前で伝統芸を披露することができてうれしいです」と話した。同団体は毎年船橋大神宮で行われる「灯明台祭」で獅子舞を披露しており、今年も1月15日に獅子舞の披露を行う。
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