8/30(水)山口横丁のオーダースーツ専門店で「オーダーエプロン」
体型、働き方、ライフスタイルに合わせてオリジナルデザインで
船橋駅南口の山口横丁で古くから紳士服の仕立て屋を営むROSEO FACTORY(旧 服装サクライ 船橋市本町4-16-31 TEL047-426-0304)が紳士服仕立ての技術を駆使したサービス「オーダーエプロン」を、ひっそりと開始した。
同店は、オーダー紳士服の専門店。三代目の桜井康二さん(35)がこれまでにも、「こだわりを持った専門職の職人」から依頼を受けて、裏メニューとして作業着やコックスーツなどをの縫製も受けていた。
市内の有名菓子店オーナーシェフは、TV出演時に着用するコックスーツをフルオーダー。既存のものでは機能性やファッション性に物足りなさを感じていた同シェフは「自分のやりたいものと、桜井くんの職人技がマッチしていいものが出来た」と満足げな様子で感想を話した。
今回は、市場カフェマスターとして市場内のカフェスペースでコーヒーを淹れる弊誌編集長の山崎健太朗(41)が8月29日にオリジナルエプロンの納品を受けた。
エプロンのコンセプトは、「戦う男の冒険心が詰まったエプロン」。アメカジ好きでジーンズの着用が多い編集長のファッションに合わせてミリタリー調を採用、生地は全てパラシュート部隊の使用している丈夫な布を使ってハードな作業にも耐えられるようになっている。
また、編集長の仕事を象徴するように左肩にレザー製のペンホルダーを設置。右のポケットはフラップ付き、左のポケットはスマホの出し入れをしやすいように垂直になっている。
ポケットの上にはイベントなどで重宝するタオルかけが付けられている。さらに、レザー部分は全て取り外し可能になっており、衛生面にも配慮している。ウエストサイズと着丈は採寸し体にぴったりフィットする。
エプロンの制作までに桜井さんは店を数回訪問。人の少ない時間と多い時間を観察し、どのような仕事をするのか、どんな動きが多いのかをチェックしエプロンの各部のあそびや膝丈などのデザインに取り入れた。エプロンの制作は、部品や生地、縫製技術料などで2万円。デザイン料は1万円~10万円程度まで幅がある。
「子どもの頃、ベッドが欲しいと言えば、みんなで一緒に作ろうという父でした。お陰で自分の欲しいものは作るのが当たり前という感覚が身に付いていて、今の若い人や子どもたちにも手作りのもの、自分だけの世界でただ一つのものの良さを知ってもらいたいと思い、手作りのオーダーにこだわっています」と桜井さん。「でも、本業はあくまで紳士服のオーダーでエプロンは裏メニューなんですよ」とも。
営業時間は、10時~19時。水曜定休。
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