2017年03月03日 配信

3/3(金) 大穴町におうちカフェ「カフェいもーれ」

名古屋と三重の名物や奄美大島の焼酎なども

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 大穴町と高根台の間にある五叉路の交差点に「cafeいもーれ」(船橋市大穴町636-2、TEL 047-401-8936)が昨年11月29日にオープンし、交差点を行き交う近隣住民の間で話題になっている。

 店主は三重県出身、名古屋で長年暮らしていた。夫の転勤で船橋に転居し、しばらくは三咲エリアに住んでいたという。
 「名古屋に住んでいたころから、いつかはカフェをやりたいと思っていたんです」と前崎さん。

 船橋で「カフェをやりたいな」と場所を探していたところ、この土地のオーナーと縁があり、土地を購入。自宅兼カフェを見据えた構造にして家を建てたという。

 1人で切り盛りする予定で同店を開いたが、予想に反して団体での予約が入るなど、1人では間に合わない事態に陥ったため、一時的に休業した。そこで会社員として働いていた娘が会社を退職。店を手伝う決断をし、2月から母娘の二人三脚で営業を再開した。

 外観も入り口もまるで自宅のような同店は、戸建て住宅のドアを開け、靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて入店するスタイル。ダイニングスペースのようなフロアがあれば、半地下のフロアにはシックにまとめたテーブル席、陽が差し込む中2階にはソファ席が2つ。さらに上がったフロアにはカウンター席が3席用意され、各席ともに違う雰囲気を楽しめる。2階は住居スペースのため立ち入りは禁止。

 ランチメニューは、名古屋のご当地グルメ「あんかけスパランチ」、三重県から取り寄せる魚の「おさかなランチ」、「週替わりランチ」(以上1,080円~)がある。全てサラダ、味噌汁などのスープが付き、「あんかけスパランチ」のみ自家製パンまで付く。朝は9時からオープンし、「モーニングセット」(500円)も用意。

 店内には前崎さんが長年かけてコツコツ集めた100種類以上のカップ&ソーサーが並び、ホットドリンクを頼むと自分で好きな器を選ぶことができる。「カフェをやってみたいと思ったのは、飲む器を変えるだけで飲み物の味が変わるという体験をしたからなんです。多くの人にそれを知ってもらいたくて」と振り返る。
 
 店名の「いもーれ」とは奄美大島の言葉で「いらっしゃい、ようこそ」といった意味。今はまだ奄美大島の郷土料理などはメニューにないが、夫が奄美大島の出身のため、奄美大島の黒砂糖焼酎が種類豊富にそろえるほか、義姉の手作りした奄美大島の小物なども販売している。「奄美の料理を食べてみたいというリクエストもあるので、勉強中です」と店主。

 「いろいろな人が集まれる場所を作りたくて」と夢を形にした店主。整体の先生が出張して施術を受けられるような個室スペースも構え、今後はこのスペースを有効に使った企画なども考えていきたいと意欲をみせる。

 営業時間は9時〜15時、18時〜23時。木曜、第1・3日曜定休。臨時休業あり

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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