2018年01月27日 配信

1/27(土)前原東に古民家活用のゆずカフェ
あんみつなど手作り甘味が看板商品に

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 津田沼駅北口から県道を習志野市大久保方面に進み、新京成線の踏切を越えてすぐの左手に古民家を活かしたカフェ「ゆずカフェ」(船橋市前原東3-5-10 TEL090-9153-9057)が11月15日、オープンした。

 同店のオーナーは、昭和15年築の古民家を所有する山崎千秋さん。子どもの頃から育ってきた生家を解体する話が家族会議の話題に上ったが「もったいない」と反対。テレビ局の国際部で原稿記者として活躍していたが早期退職し、独立に踏み切った。

 同店を構える物件は、千秋さんの祖母が他界して30年以上も物置として使われていた古民家。取り壊しの話が出て、掃除をしてみたところ広さも充分にあり、思った以上にきれいだったためキッチンと客間、建て増しした洋館部分を使って昔からの夢だったカフェ開店を実行に移した。店名は、古くから庭にある柚子の木からとって命名。

 店舗部分は、8畳の和室と6畳の洋館合わせて10席。かなりゆったり目にテーブルセットやイスを配置している。昭和の名残を残す店内の本棚や和机、火鉢などの各種アイテムはそのまま調度品として活用。千秋さんが子どもの頃に習っていたピアノも調律を済ませ、そのまま使える。

 グランドオープンにあたって11月10日からスペシャリティコーヒーをハンドドリップで淹れるメニューでプレオープンを実施。来店客の反応と接客の感覚をつかんで15日にグランドオープンを果たした。

 コーヒーは、八千代市内の「きたみcoffee」(八千代市ゆりのき台)で仕入れ、常時コロンビアとエチオピアの2種は用意している。そのほか、その日の気分や仕入れで千秋さんが厳選したものを提供するスタイルで営業する。

 前原東地域から津田沼駅に向かう抜け道沿いにある同店。大通りから一本入っている立地のため、当初は、「隠れ家的」な店で高齢者層が多いものと思っていたという。

 しかし、開店してみると抜け道を使うサラリーマン層、小学校の生き帰りの子どもたちが改装中に「発見」し、予想よりも早い段階で多くの人に「認識」され、来店客が増えているという。

 フードメニューは、本日のホットサンド(260円・コーヒー付きセットで540円)、看板メニューとして白玉もあんこも手作りで提供する「白玉あんみつ」(540円・アイスクリームトッピングで+100円)やパウンドケーキ(320円)も用意。

 週末限定でランチタイムにビーフカレーやビーフシチュー(いずれも900円・ドリンクセット1100円)を提供、1月下旬からごぼうたっぷり御前(700円・ドリンクセット900円)も開始した。

 営業時間は、10時~17時。ディナータイムの営業も視野に入れているという。月・火定休。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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