12/2(金)八木が谷中3年生が世界ジュニア武術選手権大会で金メダル
「長器械・棍」での金メダル受賞を市長と教育長に
八木が谷中学校3年の大野莉玖くん(15)が11月28日、「第6回世界ジュニア武術選手権大会」で金メダルを獲得したことを松戸徹市長と松本文化教育長に報告するため、岡田博校長、両親と共に船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。
大野くんは日本代表選手として9月29日から10月3日にブルガリア・ブルガス市で行われた「第6回世界ジュニア武術選手権大会」に参加し、長拳B部門の「長器械・棍」で金メダル、「短器械・刀」で銅メダルを獲得した。
世界ジュニア武術選手権大会は2年に1度行われ、約30カ国が参加し、ヨーロッパ圏での開催は初となった。16~18歳が対象のA部門、13~15歳のB部門でそれぞれ男女2名ずつ、計8人が日本代表として出場した。「武術太極拳」とは通称「カンフー」として知られており、中国武術を基にしたスポーツ。素手や刀、棍の武器を使って演武したものを、採点され順位が決まる。
海外での大会出場は初めてだったという大野くん。「大会の雰囲気も違うので緊張してしまい、初日の『徒手』は自分の力が発揮できませんでしたが、2日目の『刀』では3位になれ、最終日の『棍』は1位になれて嬉しかったです」と振り返った。
来年から高校生になる大野くんはA部門での登録になり、内容も変わり難度も高くなるという。兄の雅也くん(16)も武術太極拳の選手。「今度は兄と同じ部門になるので、兄を目標にがんばりたい」と意気込みを話した。その後、松戸市長と松本教育長に棍と刀の演武を披露した。
「世界で金メダルとは本当に素晴らしい。日頃の練習が結果に結びつくのは難しいことだけど、それを成し遂げたことで心も強くなったと思います。これからもますます活躍してください」と松戸市長。
松本教育長は「中3ということで勉強との両立は大変だと思うけど、この結果を励みとして頑張ってほしい。高校も希望するところが受かるといいですね」とエールを送った。
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