11/25(土)高校サッカー選手権千葉県大会決勝で市船敗退
流通経済大学柏高校が3年ぶりの全国大会出場へ
年末年始に開催される第96回全国高校サッカー選手権大会の千葉県予選決勝が11月23日、フクダ電子アリーナ(千葉市中央区川崎町1-20)で行われ、市立船橋高校(市船)と流通経済大学柏高校(流経柏)が対戦し激戦の末、流経大柏高校が3年ぶりの全国大会出場を決めた。
3年連続22回目の全国大会出場を目指す市船と、3年ぶり5回目の出場を目指す流経柏の対戦。試合は、前半12分に流経柏が先制した。
1点のビハインドを負い、流経柏を攻めあぐねる市船。ロングボールを使った攻撃などで反撃の糸口を狙うが再三にわたって堅守に阻まれる。前半38分には、2年生のMF井上怜選手を投入するがスコアは動かず0対1のまま後半へ。
先に1点をとり突き放したい流経柏に対して、早く同点に追いつきたい市船の攻防が続くが決定打が生まれないまま、後半20分に流経柏ベンチが動く。
3年生DF安城和也選手に代えてFW熊澤和希選手を投入。同21分には市船ベンチが有田選手に代え2年の郡司篤也選手を投入。郡司選手のロングスローで好機を演出するも、決定打は生まれず、同33分にMF平川孟人選手(3年)、MF大関克弥選手(2年)を同時に投入してチャンスを探る。
しかし、後半38分。左サイドを駆け上がった流経柏のMF金澤選手があげたクロスボールから追加点が生まれる。意気消沈する応援席を尻目に総攻撃をかける市船。後半39分に郡司選手のロングスローをDF余合壮太選手(2年)がゴールを決める。
1点をとり返したことで俄然勢いを取り戻した市船イレブンと応援席。持てる武器を振り絞った総攻撃で果敢に流経柏ゴールを狙うが、1点を死守する堅い守りに阻まれてタイムアップを迎えた。
鳴り響くホイッスルに膝から崩れ落ちる市船選手たちの横で、流経柏イレブンはこぶしを天に突き上げ、3年ぶりに出場する選手権全国大会への喜びを全身で表した。
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