2016年11月30日 配信

11/29(火) 京成線沿線懐かしの写真展開催中

市役所1階で12月2日まで

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 船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)1階美術コーナーで、京成線沿線を撮影した昭和初期からの写真を展示した「京成線高架化10周年記念 京成線沿線懐かしの風景~21世紀のデジタルプロジェクト企画展~」が12月2日まで開催している。

 同写真展は、京成本線海神駅から船橋競馬場駅までの区間が平成18年11月25日に高架化してから、今年で10周年となったことを記念し企画された。高架化される前の懐かしい沿線風景の写真50点を展示し、市役所を訪れた市民の足を止めている。

 写真の中には昭和初期の写真もあり、大神宮下駅が海のそばにあったことがわかる貴重なものも。写真の他には、京成電鉄など鉄道関係と主な出来事を記した年表や「京成本線連続立体交差事業」を1面で扱った1992年11月発行の広報ふなばし等の資料も展示。

 企画展のサブタイトルにもある「21世紀のデジタルプロジェクト」とは、視聴覚センター(船橋市東町834番地、TEL 047-422-7731)では平成11年から、船橋市内を撮影した写真を後世に残すためにデジタル化を進めている事業のこと。写真は市民から寄贈されたものと市が撮影したもので、現在約9000点を保存している。

 若松団地住む女性は「昭和44年から船橋に移り住んだ。どの写真も懐かしく当時のことを思い出した」と話す。

 視聴覚センター所長の三上邦義さんは、「写真を見て懐かしんだり楽しんだりしてもらえれば。大きなパネルの前に立つと、まるでその場にいるような気持になると思います」と話した。今回の写真展のパネルの他に、視聴覚センターでは写真の貸し出しを市の公共事業や非営利の市民活動の利用に限り貸出をしている。市民からの写真の寄贈は随時受け付けている。

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本町通り踏切 昭和33年 船橋駅前通りを通過する京成電車 昭和32年
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大正末~昭和初期頃の大神宮下駅

「昭和初期京成船橋駅」のパネル

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写真に見入る来場者 「京成船橋駅踏切 平成12年」のパネル

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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