2/10(金)下総中山駅近くで「中山まち今昔写心展」開催中
5000点以上の写真から厳選
左から中田さんと仲澤さん |
JR下総中山駅から徒歩3分のところにあるギャラリー樹(船橋市本中山2-4-18、TEL 047-334-0254)で2月9日から14日まで、「中山まち今昔写心展」を開催している。
同展は、昭和後期から現在までの約30年間の下総中山駅付近の変化した風景を、現在の同じ場所の風景と比較できる形で写真を約100点展示。
記憶に残っている時代の風景写真も多く、この30年の間に目まぐるしく変化した中山の街並みを見ることができる。また同展の題字は船橋在住筆文字アーティスト驪龍さんが手がけ、鈴木秀一さんによる昭和30~40年代の下総中山駅のジオラマも展示している。
この写真を撮影したのは市川市中山在住の仲澤鋭一さん(73)。もともと東京に住んでいた仲澤さんが妻の実家がある中山に引っ越してきたのは30年前。引っ越してきた当初は「中山は総武線沿線では唯一昔の名残の残る街」と思っていたところ、急速に開発が進んで風景が変わっていくのを目の当たりにし、とにかく今の中山を撮りたいと常にカメラを持ち歩いて写真を撮り続けたという。「ふと気づくと、30年で5000枚以上も撮影していました」と仲澤さん。写真サークルで知り合った船橋市本中山在住の中田修さんに写真の話をしたところ「こんなに素晴らしい写真があるなら、是非後世に残したほうがいい」との勧めで、3年にわたり中田さんが写真を時代、場所ごとに整理し、今回の写真展開催に至った。
買い物の途中に立ち寄ったと話す千葉市在住の女性は「学生時代に中山の学校に通っていたので、写真は懐かしいものばかりで、昔を思い出します」と話した。
「ただ自分の思い出のために撮ってきた写真が、中田さんのおかげでこのような形になり、たくさんの方に懐かしみながら移り変わりを見て楽しんでもらえて本当に嬉しい」と仲澤さん。
開催日は2月9日~14日、開催時間は10時~18時(最終日は16時半まで)。入場無料。
時代ごとに整理された写真 | 展示している写真の撮影場所 |
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