6/18(日)壁に描かれた謎の鳥居群、都市伝説的なホラーか?
その意外な正体とは
船橋市三山にある三山央町商店街(船橋市三山8丁目)中のガソリンスタンド(エネオス マルネン三山SS)の壁に8年程前から沢山の鳥居が並んで描かれているのを通りがかりの地域の人々が話題に上げている。
以前から鳥居群を目にして気になっていた弊社編集スタッフ。元神社があった名残なのか、地域の作家によるアートなのか。はたまた、ただの落書きなのか・・・?毎日その事ばかりを考え眠れない夜を過ごしていたという。ある日勇気を出して周辺に聞き込みをしたところ、長年の疑問がついに解明した。
鳥居の謎を解明してくれたのは壁の奥にある企業ヤマケンの会長山口秀夫さん。「あーあれね、立ち小便防止なんだよ」とわけもなく話す山口さん。書いたのはエネオス マルネン三山SSがオリエント石油だった頃の所長西村さんで、この壁は少し奥に行くと人目につかないので、立ち小便をする人が多く頭を悩ませていたという。そこで、不届き者をけん制しようとの狙いから鳥居の絵を書いたそうだ。
実は、立ち小便防止やゴミの不法投棄防止として鳥居の絵やミニチュア鳥居を使う光景は関西方面ではよく見られるという。そんな話を聞きつけてか、西村さんが鳥居群を書くことで人の心に訴えかけたのだろう。
実際に鳥居の絵の効果を山口さんに尋ねてみた所、「壁に小便をかけなくはなったが、壁の10㎝ぐらい手前の砂利にかけていくんだよ」と困り顔だ。鳥居を描いたことで立小便の深刻な被害は免れたものの、新たな局面が展開するとは西村さんも知る由もない。
神にもすがりたくなる立小便問題、「ちょっと粋な壁の鳥居に免じて、不届き者も心を改めてくれるといいのだが」と、山口さんは話す。
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