2017年08月15日 配信

8/15(火)強まる絆、ベイエリア3施設がプレミアムフライデーで協力
地元船橋のアーティスト集団が3施設の金曜日をプロデュース

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 船橋市内ベイエリアの3大型商業施設が連携し、毎月月末の金曜日「プレミアムフライデー」に開催している地元ミュージシャンとコラボした音楽イベントが興味深い。

 ららぽーとTOKYO-BAYIKEA Tokyo-bay、ビビット南船橋のベイエリアの3商業施設は、57月にかけてプレミアムフライデーとされている毎月末の金曜日に「わくわくプレミアムフライデー㏌TOYO-BAY南船橋」を実施、翌土曜日には「わくわくプレミアムフライデー ジャズ&クラシックフェスタ」を実施してきた。

 同企画では、船橋を中心に活動するアーティストが商業施設で音楽を披露。順に、3施設それぞれを回ってライブを披露していくというもので、早く上がった金曜日にゆったり贅沢な時間を過ごしながら食事や買い物を楽しんでもらおうという企画だ。

 3商業施設の担当者らは、地元船橋出身&在住のシンガーソングライターで若手ミュージシャンのプロデュースも手掛けている小松優一さんを「オーガナイザー」に命名、3商業施設全体のイベントプロデュースを委託。小松さんと一緒に音楽活動をするミュージシャンチーム「ネクストジェネレーションズ」が船橋市内のアーティストとコラボしてジャズとクラシックを中心に音楽を披露している。

 「プレミアムフライデーで早めに帰った金曜日、買い物がてらに立ち寄った商業施設で心を打つ生の音楽にふれ、いい気分で帰宅してほしい。あわよくば、音楽にふれたことで生活の一部でも豊かになってくれたら」と、小松さんは企画趣旨を話す。「音楽は、言葉のない時代からコミュニケーションツールとして、人類と一緒に発達してきた歴史がある。僕たちの音楽で今の時代に何か新しい風を起こすことができたら」とも。  

 小松さんは、20代前半に映画の主題歌を担当するなど、音楽業界の頂点に近いところで仕事をしてきた実績がある。そんな中で、現在の音楽業界の矛盾に気が付き、悩み、既存路線の音楽業界から一時引退した。

 そんな小松さんが目を向けたのが地元の若手シンガー達。夢をもってギラギラし、未完成な彼女・彼らが持つ可能性をどこまで高め、新しい音楽の成功を導き出すのか、そのチャレンジに人生をかけることにしたのだという。

 そうした小松さんの思いに共感した船橋市の担当者は、市の予算を使って企画した「ふなばしミュージックストリート」の実行委員会に小松さんを指名、音楽による船橋の街づくりを依頼した。また、今回の3施設の企画担当者らも地元で活躍する小松さんに共感し、地元に軸足を向けた音楽イベントの企画を依頼した経緯があるようだ。

 各所で様々な企画が行われている「プレミアムフライデー」企画。音楽での成功を志す若者たちの活躍が、早めの帰宅で街に繰り出す会社員らの足を商業施設に向けさせるきっかけになるか、真価が問われるのが現在までに開催の決まっているこの先の3か月。8月25日(金)・26日(土)、9月29日(金)・30日(土)、10月27日(金)・28日(土)(※それぞれ開始時間は未定)だろう。

 3商業施設でパフォーマンスを披露する「ネクストジェネレーションズ」メンバーは、凪沙、飯岡泰山、u-chan、松本まや、まゆか、須田蘭子、入山祥己、西川元、山田翔、七瀬の10人で構成されている。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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