ママ個人事業主やハンドメイド作家も気軽に無料相談へ
ブランディング、ＳＮＳ発信、戦略までも各専門家からの的確なアドバイスで売上アップ

志鎌コーディネーターと小沼コーディネーター、そして相談者・こびとのひとみさんが「市場カフェ」に来訪くださいました。「ひとみさんの商品は『minne（ミンネ）』や『Creema（クリーマ）』に出してもいいと思いますよ」とのアドバイスも飛び交った

中小企業、個人事業主、起業を検討中という人も相談できるのが「千葉県よろず支援拠点」。無料相談できる対象者は、ハンドメイド作家やクリエイターももちろんＯＫ。 今回は、ママであり、クリエイターとして活動しはじめた「こびとのひとみ」さんの相談事例とともに、コーディネーターからのアドバイスを一緒に見てみましょう。

MF（まいふな）　本日は市場カフェへようこそ！　早速ですが、船橋在住のひとみさんは「千葉県よろず支援拠点」にこれまでに何度が相談されたことがあるそうですが、どのようなことを相談されましたか？

ひとみ　行く度に違うジャンルの専門家の方のお話を聞けていますが、最初はクリエイターとして自分のサイトを作って通販を始めたころ、「どうやったらもっと作品を知ってもらえるんだろう？」「商品の販売価格って、どのくらい？」という相談ができればいいな…と思って予約をしました。

　本当はハンドメイド作家向けの全４回セミナーを受けたかったのですが、人気で予約が取れなくて。個別相談でお願いしたら、たまたま志鎌さんと小沼さんのお二人が相談にのってくださったんです。

SNSのプロフィールや価格など細かい部分へのアドバイスも

志鎌　あの時、たまたま２人いましたね。商品の実物やひとみさんが発信されている内容を見せていただきながらお話ししました。そして、「まず、インスタのプロフィールを変えましょう」と。

ひとみ　アドバイスをいただいてすぐに変えましたね。商品の販売の仕方についても志鎌さんから「それは３個セットで売ってこそ意味があるんじゃない？」って言われて。これまで１個で販売していたクリップを３個セット２０００円で販売したところ、その価格でちゃんと買ってくださる方がいらしたんです。

小沼　商品のストーリーって大切ですよね。作家さんって、作って満足されてしまう方も多く見受けますが、大切なのはその先。商品を知ってもらうための行動や、なぜそれを購入してくださったのかを知ることも重要です。

ひとみ　「最初から売ろうとしちゃダメ」って教えていただきました。まずは自分の商品を知ってもらう。そのために商品を置いてもらえる場所を、足を使って泥臭く探すことも必要って。

志鎌　ひとみさんは、それをちゃんと実行されていますよね。ひとみさんのように、改善点を行動に移した人は、いい結果に結びつきやすいように思います。

ひとみ　よろずさんには無料で相談できるとあって、本当に心強いです！　これからもよろしくお願いします。（笑）

小沼　ひとみさんのように、得意なことや趣味を仕事にして「稼げるんだ」ということを多くの方に体験していただきたいですね。

　まだ開業届を出していない方や「何か事業をやってみようかな？」と迷っている方でもお気軽にご相談くださいね。

今回の相談者　クリエイター歴約3年　こびとのひとみ さん
船橋市在住、1児の母。司法書士に関する業務に長年携わってきたが、心を傷め、その後は「楽しい」「好き」と思えることを仕事にしようと、クリエイターに。自分が作り出す商品をきっかけに、人と人の会話が生まれるような作品を生み出したいと奮闘中。
インスタグラム＠harapekobook

コーディネーター　志鎌真奈美さん
1997年よりWeb制作を始める。ソフトウェア会社のWeb制作部門に5年間勤めた後、2002年4月に独立。Web制作・企画、システム構築などに従事。講師として、Webマーケティングやデザインのセミナー活動も行っている。

コーディネーター　小沼梨沙さん
中小企業診断士・経営管理修士（MBA）・管理栄養士ほか。大手宅配会社で治療食開発や栄養相談業務。医療情報系企業で事業開発やコンサルティングに従事。2012年、食と栄養専門の経営コンサルティング事務所「LotusTable」設立。

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