2021年05月15日 配信

経済産業省・中小企業庁が全国に設置している経営相談所「よろず支援拠点」。各種の経営相談に対応できるよう22人の専門家(コーディネーター)が所属し、経営相談を行いながら毎月セミナーも開催している。県内の事業者であれば無料で参加できるセミナーの一部をご紹介!

チラシ制作をもっと上手に、その場で添削!チラシ先生

 「よろず支援拠点」では、スタッフ数名で事業を行う小規模事業者向け、「チラシ」制作のセミナーを毎月行っている。「事業をもっと知ってもらいたい!」と思ったときに一番多く用いられるツールが「チラシ」。専門業者にお願いする前に、事業者自身の「考え方の交通整理」をし、より効率的かつ効果的なチラシ制作ができるような支援を行っている。

 具体的には、現在使用しているチラシの各部に添削をする。(上の画像参照)

 「多く見られるケースは、チラシを制作することが目的になってしまい、時間や労力を掛けすぎてしまうことです。社内の意見に右往左往している担当者が疲弊し、ようやく完成したけど効果が出ない、渡す活動が億劫な空気が生まれるなど、悪循環が生まれることも多い。社内だけではなく、客観的な意見が貰える場所として活用していただきたい」と担当コーディネーターの相田さんは話す。

フェイスブックやインスタをもっと使いたい

 今やSNSに関連する話題を見聞きしない日はありません。個人はもちろんのこと、企業や団体でもSNSを活用する流れが加速しています。スタッフ数名で事業を行う小規模事業者にもとても身近で効果的なツールです。

 しかし、「見ているけど使っていない」「はじめたけど続かない」など上手な使い方を模索する人が多いようだと相田さんは続ける。

 また、「一方通行的な発信ではなく、適切なタイミングで興味関心を持ってもらえるような情報を発信する必要があります。必要があれば診断書なども今後制作しようと思っています」と平澤コーディネーターは話す。

 診断方法としては、相談者が現在活用しているSNSを見せ、コーディネーターが今後の効果的なSNS運営のアドバイスをする。今後は物販専門のSNSの利用方法などターゲットを絞ったセミナーなども企画予定だという。

 セミナー情報は、「よろず支援拠点」のホームページで毎月1日に、翌月開催分の募集を開始しているので、気になる人はチェックしておくといいだろう。

無料で事業の悩みを個別に相談する

 「よろず支援拠点」はさまざまな経営相談に対応できるよう22人の専門家が在籍しており、経営に関するご相談に対応している。「税務」や「法務」「労務」なども個別に対応する。事業の困りごとがあれば気軽に相談してみてはいかがだろうか。

コーディネーター 相田 悟さん
プロフィール 建築・設備・施行会社にて企画、デザイン、制作ディレクションに従事した後、独立。グラフィックデザイン、Webデザイン、プロダクトデザインを組み合わせた編集・セールスプロモーション企画に強みを有しており、複合的な観点からデザインを役立てるべく活動している

コーディネーター 平澤 誠治さん
プロフィール ITコンテンツ企業数社でモバイルアプリやソーシャルゲーム等の企画・ディレクションを経て、県内フリーペーパー企業へ転職。WEBメディア運用や、開発ソリューション事業の立ち上げに従事。2016年に独立して「株式会社せひら」を設立し、WEBシステム開発やキャラクター企画制作を事業とする傍ら、千葉市の海浜地域に着目した地域コミュニティメディア「ちばみなとjp」の運営をライフワークとしている

 

\ 創業から、売上アップ、コロナのお困り事など、あらゆる経営相談に対応します!/
千葉県よろず支援拠点

問い合わせ先
中小企業庁 千葉県よろず支援拠点
(公益財団法人千葉県産業振興センター内)
〒261-7123 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBG マリブイースト23F
電話:043-299-2921 FAX:043-299-3411
 【電話相談対応時間】平日 9:00 ~ 17:00

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード