和装小物・手拭専門店
森田呉服店
5代目店主の森田雅巳さん。手にしているのは、昭和34年頃の本町通りの外観スケッチを手ぬぐいにしたもの。「梨園染(りえんぞめ)」という東京・日本橋にある老舗でオリジナルを作ってもらっている
今回ご紹介するMyFunaサポーター企業は、船橋駅の南側にある本町通りで、歴史を感じる瓦屋根の店舗で今も営業している「森田呉服店」さん。店舗の前の通りとなる「船橋市本町通り商店街振興組合」の理事長も務める森田さんをご紹介します!
創業は江戸末期 現在は手ぬぐいメインに
本町通り商店街でひと際目をひく瓦屋根の建物で営業しているのが「森田呉服店」。創業140年となる同店は、以前は呉服店として営業していましたが「今は高齢の方だって着物を着る人は減っている。時代に合わせて扱う商品を変えていこうと決め、8年ほど前に店内をリニューアルしました」と5代目店主・森田雅巳さん。現在は手ぬぐいをはじめ、久留米絣(がすり)で作った布小物、作務衣(さむえ)などをメインで扱っています。
「リニューアルしたらお店に入って来てくれる人の層がガラッと変わってね。若い人が何を売ってるのかな?ってフラっと入ってきてくれるようになりましたよ」と森田さんはうれしそうに話します。
本町通り商店街振興組合の理事も務める森田さん
森田さんは店舗がある通り「本町通り商店街」の振興組合で理事長も務め、地域との関わりについても日頃から「何ができるか?」と考えているのだそうです。「特にこのコロナで、いつも開催していた『きらゆめ』(きらきら春(秋)の夢ひろば)が開催できずにいる。次に開催できたときにパワーアップしたイベントができるようにしておきたいんだよね」と目を細める森田さん。
森田さんは、商店街や自分の店を通して、地域の子どもたちが「ここは楽しい場所だったな」と感じてもらえることを切に願っています。
店内にはモダンな柄の手ぬぐいから、伝統的なものまで種類豊富に並ぶ
船橋をテーマにしたオリジナル手ぬぐいは現在7 種類
作務衣( さむえ)も同店人気商品のひとつ
企業名:株式会社パステルタウン
代表:森田 雅巳さん
住所:船橋市本町4-35-14
電話:047-422-2028
従業員数:2 人
事業内容:和装小物・手ぬぐい販売
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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