2021年07月03日 配信

佃煮・総菜・珍味製造販売
佃の匠 やまと

 今回ご紹介するMyFunaサポーター企業は、昭和27年に創業し、70年以上続く佃煮店「佃の匠やまと」。本店は湊町に、船橋駅北口にも店舗を構え、海の幸を甘辛く煮あげた佃煮は日常の食卓のみならず贈答用としても愛用されています。  


「ふなばしセレクション」認証品でもある「ホンビノス貝佃煮」(1袋600 円)。一粒ずつ手作業で貝を取り出し、貝が固くなりすぎないように煮込んであるのが特徴。そのまま食しても、刻んでごはんに混ぜてもおいしい

船橋の漁師町で始まった佃煮製造会社から小売店に

 船橋の漁師町である湊町に本社を構える「佃の匠やまと」。昭和27年、故・滝口政雄さんが漁師から転身してアサリなどの佃煮製造会社として創業。「工場にご近所さんが佃煮を買いに来てくれてね。あまりにたくさん来てくれるので、小売店として店を構えるようになったんですよ」と同店常務の滝口剛さんは話します。

 剛さんの父である政雄さんが第一線で働いていたころ、政雄さんは船橋商工会議所の副会頭、船橋市観光協会会長を務めるなど、市の経済を盛り上げるためにも尽力してこられました。現在は長男・徹さんと次男・剛さんが後を継ぎ、思い出の詰まった湊町の地にある本社店舗で、先代から受け継いだ味を絶やすことのないよう製造・販売を続けています。

「食は医・食は心」保存料を使わない佃煮を

 保存料を一切使用しないのが「佃の匠やまと」の製品。

 「食べ物が体を作り、それは心にも表れます。なので身体に良いもの、旬のもの、体に合うものを食べていただきたいと思っています」と剛さん。

 冷蔵ショーケースにはアサリやホンビノス貝といった海の幸を使った佃煮が並ぶほか、日によっては北海道産金時豆を使った甘煮が登場する日も。今日も剛さんが秘伝のタレを守りながら、身体に優しい佃煮を作っています。


市役所からもほど近い湊町本店。海苔も数種類扱っている


船橋駅北口、常陽銀行のすぐ近くにある船橋北口店の店舗

佃の匠やまと 
湊町本店・船橋北口店
企業名:株式会社佃の匠やまと
代表:滝口 徹さん
住所:本店:船橋市湊町3-20-5
電話:047-437-0511(代表)
従業員数:正社員4 人、パート10 人
事業内容:佃煮・総菜・珍味の製造、販売。地方発送も対応

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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