2021年05月30日 配信

読売新聞販売店、配送・販売など
キヅキサービスステーション

 今回ご紹介するMyFunaサポーター企業は、船橋市内2 カ所の新聞販売店を経営する「キヅキサービスステーション」。

 地域を駆け回るインフラを持つメリットを生かしながら、新聞に関わる仕事を次世代につなごうと、その良さを広めている。


スタッフのみなさん。同店舗で26 人のスタッフが勤務している

新聞販売店の利点を生かし地域を見回る役目も

 新聞販売店として、平成元年、当時まだ23歳のころに事業を始めたのが、同社社長・城築武志さん。販売店を始めたのは、鎌ケ谷にあった新聞販売店を譲ってもらったことがきっかけだったと言います。「やるなら、とことんやりたい!」と突き進み、「これからの10年、15年は、新聞への恩返しがしたい。新聞は140年の歴史を持つ媒体。私はそのうちの約40年に関わらせてもらっている」と新聞への思いを話してくださいました。

 この場所で30年以上営業を続ける販売店舗には、新聞が届いたら店まで新聞を取りに来る人もいるほど、この場所は地域住民にも親しまれています。

枠に捕らわれず配達できるものをお届け

 新聞販売業にとって、主な収入源は折り込み広告です。しかし「コロナの影響も重なって、折り込み広告の販売は一時期の7割減にまで落ちていて。それでも、この仕事がいい形のまま次の世代へとバトンをつないでいけるようにしないと」とも城築さん。

 「配達というメリットを使って、歩行が困難な方など必要とされている方に水や野菜を届けたりもしています。月1回、お花を持って回ることもありますよ」と穏やかな笑顔を見せる城築さん。

 城築さんは経営者として販売店の良い未来を模索しながら、今日も販売員とともに地域を見回っています。


キヅキサービスステーションの代表・城築武志さん


2020 年にリニューアルした店舗兼事務所。外にはかわいらしいベンチも。幼稚園バスの停留所にもなっているため、送迎時には休憩できるスペースにもなっているのだとか


販売する商品は折り込みチラシで案内し、各地からの産直野菜やグルメ品なども販売する。「楽しみにしてくださっている方が多いんですよ」と城築さん

キヅキサービスステーション
企業名:キヅキサービスステーション/読売センター Kizuki Group
代表:城築武志さん
住所:船橋市二和東2-11-3
電話:047-448-2048
従業員数:正社員17 人、パート・アルバイト26 人、うち障がい者雇用1 人
事業内容:
読売新聞の販売店経営。市内には三咲のほか、船橋塚田にも店を持つほか、北海道でも2 店舗展開している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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